沈黙すべきか、言うべきか 職場で声を上げるべき時と方法

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今こそ声を上げるべき時だと思ったら、次に必要なのは、不平ばかり言っている人だと思われることなく自分の意見を効果的に伝える方法だ。不満と意見表明の違いは、アプローチ方法によって生まれる。

・重要なのはタイミング

良いアイデアを思いつくのは素晴らしいこと。しかし、ほかの人をさえぎってまで自分の意見を言うのは良くない。空気を読み、自分の順番を待とう。

・周囲からのフィードバックや協力を受け入れる

自分が意見を述べれば、当然ながら何らかのフィードバックを受けることになる。例えば、何かを提案する時は、上司や同僚からの質問や、それぞれの考えを受け入れる用意をしておくこと。批判を受け入れる心得が必要だ。

・伝える相手を吟味する

同じ言葉でも、その受け止め方は人それぞれだということを認識しておくこと。相手によって伝え方を変える必要があるかもしれない。人にはそれぞれ、異なるコミュニケーションスタイルがある。相手を知ることは、その会話から自分に必要なものを引き出すための鍵となる。

まとめ

職場で声を上げるタイミングと方法を知ることは、職場の幸福と成功のために必要不可欠だ。自分の中ではっきりしないことがあれば、常に尋ねるべき。また、上司や同僚からの声に耳を傾けることも忘れずに。上司や同僚は進んで自分をサポートしてくれるようになるし、あなたからのサポートに対しても感謝の気持ちを持つだろう。

編集=遠藤宗生

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