3. 難しい会話に挑む
上司に昇給を求める。同僚との間に境界線を設ける。誰かに率直なフィードバックを与える──こういった難しい会話には、そのトピックにかかわらず、挑む価値がある。自分が到達したい場所へ通じる道が開けるだけでなく、自分をリーダーとして成長させてくれるチャレンジでもある。
成功したリーダーは、気まずいからという理由だけで難しい会話を避けたりしない。安心できる領域の外側でこそ素晴らしい事が起きることを心得ているため、こうした会話に積極的に挑む。難しい会話をひとつこなした先に、自分の目標があると思おう。
では、難しい会話に身を投じるにはどうすればいいのか? まず、そうした状況で感じる居心地の悪さに慣れること。自分と異なる意見を持つ人たちとの会話に参加し、自分にそれまでなかったマインドセットを育てる。すると、難しい会話は、単に目標へ向けて越えるべきハードルの一つにすぎなくなるはずだ。
4. 自分の脳を養う
絶え間ない学びは、譲れない必須事項だ。成功する人は、自分が生涯にわたり学生であることを自覚し、学びを止めない。さらに、お腹を満たすのと同じ頻度で脳を養うことの必要性を理解している。
正式な教育を通じた学習でも、会議やイベントへの参加でも、学びの機会を常に持つことができる。自己啓発本を読んだり、新たなスキルを習得したり、新しい言語を学ぶことなどは全て、脳を活性化させ続けるための素晴らしい方法だ。
最近新しいことを学んでいないようであれば、自分の知識のために投資をしよう。自分が何に好奇心があるかを考え、興味を引かれるものについて調べること。
5. 「自分がしたがらないもの」を自問する
自分に不足していることを認識すること。自分の足を引っ張っているものを特定できれば、それを変えることを決意できる。
成功を妨げるようなネガティブな考え方をしてはいないか? 生産性を下げている癖があるかも? あるいは、心配が先に立ってしまっているのか?
どんな原因であれ、それを特定したら解決に取り組むこと。自分の成功を妨げるものを避ける方法はもう分かっているはずだ。