登録 サンプル 閉じる

PICK UP

As Mobile Economist at TUNE, I forecast and analyze trends affecting the mobile ecosystem.

Alex Ruhl / Shutterstock.com

調査企業「Apptopia」のデータによると、世界のスマホユーザーの「ワッツアップ(WhatsApp)」の利用時間の累計は、過去3カ月間で850億時間に達しているという。これは、日に換算すると35億日、年換算では900万年以上という途方もない数字だ。

一方で、同期間のフェイスブックの累計利用時間は300億時間だという。

「ワッツアップが、グローバル規模でナンバーワンのメッセージアプリであることは確かだ。アプリで最も利用時間が長いのは、コミュニケーション分野のものだ」とApptopiaの広報担当、Adam Blackerは述べた。同社が発表した、利用時間ランキングのトップ10アプリは下記の通りだ。

1. ワッツアップ
2. WeChat
3. フェイスブック
4. フェイスブックメッセンジャー
5. パンドラ
6. ユーチューブ
7. インスタグラム
8. ツイッター
9. グーグルマップ
10. スポティファイ

注意事項としては、今回のApptopiaの集計対象には、中国のサードパーティのアプリストアが含まれていないことがあげられる(対象としたのはアップルのアップストアとグーグルのGoogle Playのみ)。仮に中国のサードパーティのアプリストアを含めていたならば、上位のほとんどが中国限定のアプリになったはずだ。それでも、WeChatが本ランキングで2位に入っているのは興味深い。

もう一つ注目すべきなのが、ワッツアップのほうがフェイスブックよりも長い時間利用されている点だ。これは、人々がSNSよりもメッセージジングに時間を消費していることを示している。このデータは特に高年齢層の人々にとっては、意外な結果かもしれない。しかし、若い世代は大人よりも長い時間をコミュニケーションに費やす傾向が知られている。

調査企業「eMarketer」のデータでは、米国の成人は平均で1日に3時間半以上、モバイルデバイスを利用している。また、PCの普及率が低い国ではモバイルの利用時間はさらに増加する。

「個人のアプリの利用時間の約半分を、一つのアプリが占めている。また、90%を上位5つのアプリが占めている」とeMarketerのアナリスト、Yoram Wurmserは述べている。

今回のデータから見えてきたのは、ユーザーの時間の争奪戦における最大の勝者はフェイスブックであることだ。トップ10圏内にフェイスブックは、ワッツアップ、メッセンジャー、インスタグラム、そしてフェイスブックアプリの4つを送り込んでいる。これに対し、グーグルのアプリは、ユーチューブとグーグルマップの2つとなっている。

ゲームはクラッシュ・オブ・クランが1位

Apptopiaは今回、モバイルゲームの利用時間ランキングも発表した。筆者としては、首位に立つのは「フォートナイト」だと思ったが、意外なことに「クラッシュ・オブ・クラン」や「キャンディークラッシュ」のほうが上だった。下記に利用時間をベースとした、世界のモバイルゲームのトップ10を掲載する。

1. クラッシュ・オブ・クラン
2. マイ・トーキング・トム
3. キャンディークラッシュ
4. フォートナイト
5. ロードモバイル
6. Subway Surfers
7. Helix Jump
8. Slither.io
9. PUBGモバイル
10. フィッシュダム

フォートナイトが首位に立てなかった理由としては、このゲームはPS4やXbox、PC版などの多様なバージョンがあり、大きな画面のほうがプレイしやすいことがあげられる。

編集=上田裕資

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

あなたにおすすめ

合わせて読みたい