丸の内や日比谷、永田町といったビジネス、官公庁街にほど近くまた六本木の繁華街に隣接する抜群の立地が魅力だ。251室の客室は、すべて和モダンデザインで統一され、障子や壁紙、家具などに独特のミニマルな感性を発見できる。
旧称の東京ヒルトンホテル時代には、ザ・ビートルズが来日公演時に宿泊したことでも有名で、バーには、ビートルズファンのための特別コーナーがあり、記念コレクションが楽しめる。
スイートルームからは皇居や500年の歴史をもつ日枝神社など、東京でも指折りの美しい景色を眺めることができる。2010年に再建され、都心にあって喧騒を離れた空間で新しい和のコンセプトを貫いている。
FTG調査員のポイント
1. 日本文化と関わりの深い「水」がデザインの重要なテーマとなっており、日枝神社の湧き水が施設のあらゆる場所で使われている。
2. ロビーとザ・キャピトルバーは、隈研吾によるデザイン。
3. バスルームには、大きな浴槽、豪華なレインシャワー、竹製アメニティが備わっており、ハイライトの一つ。