京都初の5つ星、古都の借景が随一|ザ・リッツ・カールトン 京都

ザ・リッツ・カールトン 京都

京都には、独自のおもてなし文化を持った「旅館」は数多くあるが、本格的なフルサービス型のラグジュアリーホテルの存在は長く待たれていた。

2014年オープンのザ・リッツカールトン 京都は、古都随一の借景と日本的な意匠美とがリッツ・カールトンのサービスと共にその期待に応えた形だ。

共有フロアでは、約80人のアーティストが「源氏物語」をモチーフに制作した400以上のアート作品に迎えられ、メインフロアからは、禅をテーマにした三連の滝、石庭が眺められ、千年の悠久の時間に引き込まれる。



広々とした客室は、明るい木調で統一され、全面のガラス窓、盆栽、日本的意匠で飾られる。

スイートルームのほかデラックス、デラックスガーデン、ラグジュアリールームに分けられる全134の客室は、広さや装飾ではなく、借景の違いで特徴付けられ、ラグジュアリールームからは、眼前を流れる鴨川越しに東山を眺望する。

構成=岩坪文子、青山鼓 写真=安藤毅

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