仕事が嫌いでもポジティブでいるための3つの方法

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目覚まし時計が鳴ってからスヌーズボタンを1度、2度、そして3度と繰り返し押し続ける──。 現在の仕事が嫌いだがどうすれば良いか分からず、毎日の出勤に耐えられないと感じていないだろうか?

仕事に行くことに毎日恐怖心を感じるのはとても不健康だ。多くの時間を費やす職場を、嫌悪感を催す場所にすべきでない。嫌で仕方ない場合は、何らかの対策を取る必要がある。

私にキャリア指導を依頼したジェニーは、現職の勤務環境に耐えられず、できる限り早く転職したいと考えていた。私はジェニーの転職を支援するだけでなく、現状についても同時に対処しなければ、彼女が体調を崩してしまうことが分かっていた。職場でのネガティブな態度は、業績だけでなく健康状態にも悪影響を及ぼすからだ。

劣悪な勤務環境について同僚や友人に愚痴をこぼせば心が晴れたように感じるかもしれないが、実は状況を悪化させているだけだ。仕事が嫌いなときは次の方法を試して、少しでもポジティブでいられるようにしよう。そうすれば、同僚からも感謝されるはずだ。

1. 新たなスキルを習得する

現在の仕事が嫌いであれば、今後大好きな仕事に就くための準備を始めてはどうだろう? 新たなスキルを伸ばすことにエネルギーを向けよう。現在の職務でも役立つことであれば、会社に頼んでセミナーに出席させてもらったり、オンライン講座の料金を支払ってもらったりする。興味があることを学びながら、転職に向けた準備を開始できる。

2. 自分に“ご褒美”をあげる

プロジェクト完了後や締め切り後の自分に贈り物を用意しよう。不満を持っている状況では、仕事をやり抜くのが難しいこともある。しかし、終わったら何か良いこと(お気に入りの店で一杯飲むなど)があると分かっていれば、業務もなんとか遂行できる。

3. 感謝の気持ちを持つことを習慣とする

今の仕事は大嫌いでも、そもそも仕事があることに感謝しているだろうか? 人生のあらゆるものに感謝することを毎日の習慣とし、考え方が変化するのを実感しよう。感謝する姿勢があれば有害な感情が減り、精神の健康状態も改善する。

常に現状について不満を述べることがなくなれば、毎日大きな安心を感じるようになる。もしかすると、上司にも共感が湧くかもしれない。

すぐに仕事を変えられないと感じている場合は、こうした3つの変化を導入すれば、転職先を見つけるまで仕事を我慢できる。後ろ向きな態度は捨てて新たなスキルを習得し、最高の自分になる努力をしよう。

念願の転職先を見つけたら、新たな企業ではあなたのポジティブな態度が歓迎され、悪い第一印象を残すこともないはずだ。

翻訳・編集=出田静

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