ビジネス

2017.05.15 11:00

ビジネス展開先として信頼できる国 欧米諸国がトップ10独占


ビジネス展開先として信頼できない国ワースト10

121位 ミャンマー
122位 マダガスカル
123位 ナイジェリア
124位 レバノン
125位 パキスタン
126位 チャド
127位 エチオピア
128位 ネパール
129位 ベネズエラ
最下位 ハイチ

今年、FMグローバルはリスク分析の新基準として、都市化速度、内在的なサイバーリスク、サプライチェーンの可視性の3つを追加した。

都市化速度は、急速で無計画な開発により電力や水道、インフラ全体が圧迫される度合いを指している。サイバーリスクは、コンピューターシステムのハッキングに対する脆弱(ぜいじゃく)性を示しており、インターネット普及率や、企業がサイバー攻撃を受け復旧に支援が必要な場合にその国の政府が関与するスピードに基づいている。サプライチェーンの可視性リスクは、国内で物資の動きを追跡する能力。

サイバーリスクが高いと評価された国の多くは、インターネット普及率が高い一方で市民的自由の水準が低く、特にサウジアラビアやバーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールなど中東地域でのリスクが深刻だった。

サプライチェーンはリスクを劇的に左右する項目だ。ロシアはサプライチェーンのリスク要素では83位と低く、総合順位は57位となった。比べて総合5位のドイツは、サプライチェーンの品質と可視性の両面で高得点を記録した。

編集=遠藤宗生

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