オープンイノベーションの引き金となる、日本の大企業とグローバルベンチャーが出会う場が今年も開かれる。グローバル・ブレインが2016年12月9日に行う「グローバル・ブレイン・アライアンス・フォーラム2016(GBAF)」だ。
今年は10回目となり、六本木ヒルズで開催される。完全招待制で大企業、ベンチャー経営者600名が参加予定である。
グローバル・ブレインは、純投資ファンド、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)の2種類を運営。日本のみならず、米国(シリコンバレー)、韓国、台湾、シンガポール、イスラエルでの投資を行うベンチャー・キャピタルの同社ならではのプログラムが当日行われる。
docomo iモードの生みの親である夏野剛氏、宇宙飛行士・山崎直子氏、投資先のアクセルスペース社長の中村友哉氏による「宇宙産業におけるイノベーション」のパネルディスカッションや、数々のイノベーションを生み出す世界最大規模の研究機関であるSRIインターナショナルのロボティクス部門長を7年間務めたRich Mahoney氏によるロボット業界の現状とその未来に関する講演、同社が注目するトレンドの「イスラエル」についての講演が行われる。
さらに、野茂英雄氏のメジャー行きを支持したスポーツジャーナリストの二宮清純氏による「勝者の思考法」と題した講演も行われる。目的は、「日本のベンチャー企業経営者が米国市場を目指してチャレンジし、なかなか壁を超えることができないなか、野茂氏が大リーグに単身挑戦し、市場を拓いた経験を語ってもらうことで、示唆を引き出してもらう」というもの。「グローバルに活躍するベンチャーを何社創出できるか」をビジョンに掲げる同社らしい内容だ。
また、恒例である国内外のベンチャー企業による「Global Startups Pitch Battle」も開かれ、同社投資先で成長著しいメルカリ、ラクスルに続く、期待のベンチャー企業のプレゼンテーションも行われる。
「日本の大企業とスタートアップのオープンイノベーションは、KDDIと弊社のCVCの成功を契機として、近年盛り上がりを見せています。この流れを大きな潮流にするためには、日本の大企業のさらなる意識改革が求められています。10周年となる本フォーラムでは、弊社が仕掛ける大企業のオープンイノベーションの新しい取り組みをご紹介したいと考えています」とグローバル・ブレイン社長の百合本安彦は強調する。
日本のオープンイノベーション・シーンの新潮流として同フォーラムが注目を集めることになりそうだ。
【Forbes JAPAN読者10名様を抽選でご招待!】
開催日時2016年12月9日(金)10:30~18:00
※途中入退場可
会場六本木ヒルズ
応募方法Forbes JAPAN読者のみの特別招待です。
以下「GBAF2016」参加受付フォームよりお申込み下さい。
https://goo.gl/forms/wU39rsrhJfIb60533
*応募期限:11月14日(月)
*ご当選者様には11月中旬にご招待メールをお送りします。
*GBAFは完全招待制のため、ご招待状をお持ちでない方はご入場いただけません。