2012年には、コーテック・グループの投資家向けファンドが主要株主となった。2016年5月にイエティが支払った特別配当金4億5,130億ドルのうち、3億1,210億ドルがコーテックに対して支払われた。イエティの株式公開後、議決権の過半数はコーテックが有することになる。
創業以来、毎年高い収益を上げてきたイエティだが、2016年第1四半期は初めて1株当たり19セントの損失を計上した。経費率が78%に急騰したためだ。同期の粗利益は、前年同期の2,250万ドルから6,970万ドル、または310%増加し、9,230万ドルに達した。
イエティは、株式公開による目標調達額を明らかにしておらず、プレースホルダー(ダミー)として標準的な1億ドル(約101.6億円)に設定している。調達資金は債務の返済に充てるということだ。
同社はニューヨーク証券取引所に上場を予定しており、引受会社にはバンク・オブ・アメリカ、メリルリンチ、モルガン・スタンレー、パイパ・ジャフレー、ベアード、ウィリアム・ブレアやジェフリーズが名を連ねている。