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モバイル業界のアジテーターとイノベーターに関する記事をカバー

三木谷 浩史 楽天 代表取締役会長兼社長 (Photo by Chris McGrath/Getty Images for Rakuten)

楽天傘下のメッセージングアプリ「Viber」は、ユーザーのプライバシー保護を強化するためにエンド・ツー・エンドの暗号化を行ったことを明らかにした。個人間・グループ間に関わらず、全てのコミュニケーションの安全性が強化され、政府はもとよりViberもメッセージを解読できなくなる。既にエンド・ツー・エンドの暗号化を行っているWhatsAppやアップルのiMessageと同様、Viberもデフォルトでこの機能を実装する。

2010年にiOS向けアプリとして始動したViberは2014年2月、楽天が9億ドル(約1000億円)で買収した。現在の登録ユーザー数が7億人を超えるViberは、今後2週間以内にこの新機能が利用できるようになるとしている。最新バージョンの「Viber」アプリには南京錠のアイコンが表示され、アイコンの色が灰色のときはチャットや通話が暗号化されていることを示す。

「我々は長い時間をかけて暗号化機能の実装に取り組んできました。今後はメッセージを他人に読まれる心配をせずに安心してViberを利用してもらえます」とViberのマイケル・シュミロフCOOはブログで述べている。

会話を暗号化。第三者の傍受を防ぐ

シュミロフによると、Viberはセキュリティレベルを一層高めるために、ユーザーの端末ごとに暗号化キーを付与しているという。ユーザーは信頼できる相手を手動で認証することができ、その場合は南京錠アイコンが緑色になる。アイコンが赤色に変わると、その相手とのやりとりを第三者に解読される危険性があることを示す。他にも、家族や友人に端末を貸した際にチャットの内容が見られてしまうことを防ぐために、特定のチャットを非表示にすることもできる。

今回のViberの発表は、メッセージングアプリ各社にとって暗号化が単なるプライバシー保護の域を超え、ユーザーの新規獲得や囲い込みのための重要な取組みになっていることを示している。

一方で、アクティブユーザー数が9億人を超えるメッセージングアプリ最大手のフェイスブック「メッセンジャー」は、エンド・ツー・エンドの暗号化をまだ行っていない。同社傘下のもう一つのメッセージングアプリ、WhatsAppがプライバシー保護を重視し、スタート時から広告を排除しているのとは対照的だ。メッセンジャーの場合、送信者とフェイスブックのサーバーの間でのみ暗号化されているため、裁判所から要請があればフェイスブックはメッセージの内容を確認することができる仕組みになっている。

編集=上田裕資

 

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