PICK UP

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

企業の労働力と労働環境、およびその未来についての記事を中心に執筆

Fesus Robert / shutterstock

米国で最も気前よく給与を支払っているのはどの企業だろうか──?

米キャリア情報サイトのグラスドア(Glassdoor)はこのほど、基本給に加え歩合や賞与を含む報酬総額(中央値)が高い企業のランキングを発表した。対象としたのは、この一年間に米国内で勤務する従業員から給与に関する情報が少なくとも50件報告された企業だ。

ランキングは報告件数が多い企業の順位が高くなっているほか、子会社の報酬を考慮した影響も出ている。

1位は経営コンサルタント会社のA.T.カーニー(A.T. Kearney)。報酬総額の中央値は16万7,534ドル(約1,839万円)だった。2位は同じコンサルティング業のストラテジーアンド(strategy&)となっている。報酬総額の中央値は16万ドル(約1,757万円)。3位はネットワーク機器大手のジュニパー・ネットワークス(Juniper Networks)で、同15万7,000ドル(約1,724万円)だった。

グラスドアのチーフエコノミストであるアンドリュー・チェンバレンは、「報告書では改めて、需要の高いスキルや高等教育を受けた人材に高額の報酬が支払われていることが示された。こうしたことが、コンサルティングやテクノロジー関連の企業がランク入りする理由のひとつだ」と指摘している。

また、コンサルティンク会社は同業者と個人的に関係を築いており、専門的なスキルと知識を持ち、評判も高い特に優秀なコンサルタントを求めることから、同業界には“入社の壁”があるといえる。給与が飛び抜けて高額になるのは、そのためだという。

一方、テクノロジー業界は報酬の増額が続いており、給与は異例の水準に達している。高い技能を持った人材が不足していることなどから、優秀な人材の争奪戦が続いている影響だ。

以下、報酬総額の多い米国企業上位25社を紹介する。社名の下段は、左から順に総額報酬原資と基本給の中央値。総額の中央値が同じ場合は、報告件数が多い企業を上位とした。

1位 A.T. カーニー(コンサルティング)
16万7,534ドル(約1,839万円)、14万3,620ドル(約1,577万円)

2位 ストラテジーアンド(コンサルティング)
16万ドル、14万7,000ドル

3位 ジュニパー・ネットワークス(テクノロジー)
15万7,000ドル、13万5,000ドル

4位 マッキンゼー・アンド・カンパニー(コンサルティング)
15万5,000ドル、13万5,000ドル

5位 グーグル(テクノロジー)
15万3,750ドル、12万3,331ドル

6位 ヴイエムウェア(テクノロジー)
15万2,133ドル、13万ドル

7位 アマゾンLab126(テクノロジー)
15万100ドル、13万8,700ドル

8位 ボストン・コンサルティング・グループ(コンサルティング)
15万20ドル、14万7,000ドル

9位 ガイドワイア(テクノロジー)
15万20ドル、13万5,000ドル

10位 ケイデンス・デザイン・システムズ(テクノロジー)
15万10ドル、14万ドル

11位 ビザ(金融)
15万ドル、13万ドル

12位 フェイスブック(テクノロジー)
15万ドル、12万7,406ドル

13位 ツイッター(テクノロジー)
15万ドル、13万3,000ドル

14位 ボックス(テクノロジー)
15万ドル、13万ドル

15位 ウォルマートeコマース(テクノロジー)
14万9,000ドル、12万6,000ドル

16位 SAP(テクノロジー)
14万8,431ドル、12万ドル

17位 シノプシス(テクノロジー)
14万8,000ドル、13万ドル

18位 アルテラ(テクノロジー)
14万7,000ドル、13万4,000ドル

19位 リンクトイン(テクノロジー)
14万5,000ドル、12万ドル

20位 クラウデラ(テクノロジー)
14万5,000ドル、12万9,500ドル

21位 セールスフォース(テクノロジー)
14万3,750ドル、12万ドル

22位 マイクロソフト(テクノロジー)
14万1,000ドル、12万5,000ドル

23位 F5ネットワークス(テクノロジー)
14万200ドル、12万500ドル

24位 アドビ(テクノロジー)
14万ドル、12万5,000ドル

25位 ブロードコム(テクノロジー)
14万ドル、13万ドル

編集 = 木内涼子

 

あなたにおすすめ

SEE ALSO