1. 防水対応
Galaxy S5で採用され、S6では外されたIP67規格の防水・防塵機能が復活しそうだ。防水機能はiPhone7にも採用されると予想されている。
2. バッテリー容量の増量
ディスプレイサイズ5.2インチと見込まれているGalaxy S7はバッテリー容量がS6の2500mAhから20%アップし、3000mAhとなるだろう。Galaxy S7 Edgeはサイズが5.5インチにアップし、バッテリー容量もGalaxy S6 edge(2600mAh)から3600mAhに増えそうだ。iPhone7のバッテリー容量が増えないなら、この点は大きな差別化要素となりうる。
3. 外部ストレージの復活
Galaxy S6は外部ストレージをカットし、大きな反発を買った。S7はmicroSDカードを差し込むことで、容量を最大200GBまで拡大できる。容量を増やすという方法は安直だが、iPhone7の基本容量をiPhone6Sから16GBしか増やさないアップルにかなりのプレッシャーを与えるだろう。
4. カメラのアップグレード
フォーブス寄稿者ポール・モンクトンの分析によると、サムスンはGalaxy S7のカメラの解像度をS6の1600万画素から1200万画素に落とす賭けに出るという。一方でf/1.7のレンズを搭載するため(S6はF/1.9)、暗い場所でも撮影がしやすくなる。
5. RAMを増強
ブラスはGalaxy S7とS7 Edgeの内蔵メモリが4GBになると断言した。アンドロイドはメモリ消費が大きいが、この変更点はパフォーマンスを大きく向上させ、特にマルチタスクで威力を発揮するだろう。ブラスはまた、サムスンがスマートフォンに自社開発チップExynosを使用する可能性は低いとしている。
iPhone7ではイヤフォンジャックが廃止されるという説が有力だ。それに反対する人々の支持を得られるという点でも、サムスンは販売台数を伸ばせるかもしれない。サムスンのGalaxyシリーズはこれまでアップルを捉えることはできなかったが、ブラスの予想が正しいなら、サムスンの逆襲がここから始まるのかもしれない。