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Your Design/shutterstock

グーグルがアンドロイドのエコシステム強化に動き出した。独自プロセッサを搭載しアンドロイドスマホをより自在にコントロールする“アップル式”の手法を視野に入れているようだ。

The informationの報道によると、グーグルはアンドロイドスマホに特化したプロセッサの開発について、半導体メーカーと協議したという。アンドロイド向けのチップ供給企業の中で、シェアが大きいのはクアルコム、メディアテック、サムスンだ。クアルコムは最大手で、メディアテックは低価格向け製品を得意とする。サムスンは自社デバイスにExynosのチップセットを組み込んでいる。

グーグルがどのメーカーと手を組むのかは明らかにされていないが、クアルコムがその相手になる確率は低い。設計の支配権を譲り渡すと他のチップメーカーとの差別化を図れなくなるからだ。一方、より小規模なチップメーカーにとって、グーグルからお墨付きを得ることは、今後のビジネスに有利に働くだろう。

グーグルはアップルのiOSエコシステムに対抗しようとしている。アップルはiPhoneのほぼ全てをカスタム化し、iphone6SとiPhone6S Plusに搭載された独自チップのA9は、CPU性能やグラフィック性能を大幅に高めた。

グーグルが自前のチップを作ろうとしたのは初めてではない。2013年には自社のデータセンター用のARMベースのチップの設計を検討していると報じられた。グーグルが新たな特色を打ち出し、消費者の関心をiPhoneからアンドロイドに向けさせようとするなら、専用チップの開発は極めて重要だ。

The Informationによると、グーグルはよりパワフルなセンサーでヴァーチャルリアリティとAR(拡張現実)を強化するチップの開発を検討中だ。メーカーらとの間で、静止画像からビデオストリームを作成するための、センサーの処理能力についても協議しているという。

ヴァーチャルリアリティを実現するためには、物体との距離を素早く測定するセンサー技術が必要だが、その実用化を支えるチップ開発も進めている。

翻訳編集=上田裕資

 

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