ローマのサピエンツァ大学がブルネロ・クチネリに
マネージメント、バンキング及びコモディティーサイエンスの分野において
名誉博士号を授与
2022.10.13
ウンブリア人の起業家はローマの大学の経済学部により権威ある学位を与えられ、その名誉がたたえられる。
2022年10月13日、ローマ
ローマのサピエンツァ大学の大講堂においてブルネロ・クチネリは『マネージメント、バンキング及びコモディティーサイエンスの分野』で名誉博士号を授与された。
学長アントネッラ・ポリメーニ教授、経済学部長かつローマの全大学の学術院長ファブリッチオ・ダシェンツォ教授、ジャーナリスト、ブルネロ クチネリの友人ら同席のもとブルネロ・クチネリは「私が考える神羅万象と調和のある生活」という題で博士講義を行った。
その中で15世紀の重要な文献、人文主義者ベネデット・コトルーリの高潔なる商人礼賛を引用しつつ、経済と倫理、利益と贈り物(贈与)、ビジネスと他者への尊重とを結びつけることの重要さを強調した。
以下がブルネロ・クチネリのコメントである。
「重要かつ権威ある学位を与えられたことは本当に光栄です。
なによりも私が尊敬する、そして愛すべき美しき国イタリアの知の殿堂から頂けたわけですから。そして私の話を尊敬すべきジャーナリストの皆さん、幾人かの親友、学生そして先生方に聞いていただけたことは、まさに素晴らしい贈り物でした。そして人間として高貴で喜ばしい時を皆さんと共有させてもらえました。大学とは地球上の機知、面白みだと思います。知の伝達に尽力される方々に常に尊敬の念をもってきました。
ローマのサピエンツァ大学の教授陣が素晴らしく代表される研究、文化は人類の正真正銘の声であり、人間にとって平和、様々な国民間の兄弟愛、神羅万象との調和と同様に欠かせないものだと信じています。この確信こそ私たちすべての尊厳、あらゆる人間への尊重のために進むべき道に違いありません。」