
稲垣 伸寿|Official Columnist フリーランス編集者
映画と小説のあいだを往還するフリーランス編集者。出版社では週刊誌と文芸書の編集に携わりながら、映画の片隅にも足を踏み入れる。いまは自由な立場から編集と執筆を。昨年は年間500本の映画を観賞。本欄は「映画は世界を映す鏡、作品から未来を読み解く」を趣旨に。
シネマ未来鏡
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