CONTRIBUTOR

福留 亮司

エディター、ライター

ファッション誌の編集に携わり、「エスクァイア日本版」副編集長を経てフリーに。毎年、スイスのジュネーブ・バーゼルで開催される時計の見本市を取材し、バックグラウンドや機能、新作まで造詣が深い。雑誌を中心に多くのメディアで活躍する。

  • 話題のアプリ「キャッシュ」の光本勇介に聞く、「思い出の腕時計」

    新しい発想のアプリで話題となった「キャッシュ」。それを立ち上げた若き起業家、光本勇介さんのファーストウォッチは、意外にもヴィンテージだった。時間を大切にする彼から、その原点となる腕時計の話を聞いた。インターネットの知識がない人でも、簡単にネットショップをつくることができるサービスを提供する「STOR ...

  • ビジネスシーンで会話のきっかけになる「いい腕時計」とは

    中村隆洋さんは、最近日本でも盛り上がりをみせる宇宙ビジネスに挑戦する、ポーラスター・スペースの代表取締役。領域は超小型衛星スペエクトルセンサーによるリモートセンシング。新事業のこと、愛機「ロイヤル オーク」について語ってもらった。WEB全般を手掛けてきた中村さんが、新事業として取り組んでいるのが、& ...

  • 時計界の歴史を変えた新しいムーブメント

    時計が時間を知るための道具であることを考えれば当然のことだが、時計の発展と精度の追求は切っても切れないものがある。長い歴史を誇る機械式時計も、精度の追求なくして、ここまでの発展はなかったといっていいだろう。だからこそ、1969年にセイコーによって発表されたクォーツ式腕時計は、時計界にとってとても衝撃 ...

  • マセラティ新型車をチャーター便で空輸 一大イベントの舞台裏

    少し肌寒くなった10月中旬、イタリアの高級自動車メーカー、マセラティは成田空港でユニークなイベントをを行った。イタリア・ミラノからチャーター機で成田空港に直送した新型車を、空港貨物ターミナル地区内の整備工場内で公開したのである。空輸したのは、2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」とオープンカー「グランカ ...

  • 魅惑の音色で時刻を知らせる 「ミニッツリピーター」の秘密

    時計の中でも特別に複雑な機械式時計はコンプリケーションと呼ばれる。日本語にすると複雑機構。文字通り複雑な仕組みになっており、価格もずば抜けて高価になり、最低でもクルマが買え、上にいけば一軒家が買えるものも決して珍しくはないものである。そんなコンプリケーションにも類型がある。大きくいえば「音響系」と「 ...

  • パーティや会食に使いたい ブロンズ色のゴールドウォッチ

    タキシードなどを着るようなフォーマルなシーンでは、ラウンドケースの薄型ドレスウォッチが必須であることは、以前に述べたとおりである。それも、ケース素材はプラチナもしくはホワイトゴールドといった白色系のプレシャスメタル、ダイヤルはホワイト。それにブラックのレザーストラップを合わせるのである。しかし、そう ...

  • この春に訪れた、IWC「ダ・ヴィンチ」との出会い

    電通、マッキンゼーなどでキャリアを積んだ武井さんは、マーケティング、そして声楽のプロ。そんな武井さんには、今年、名門時計ブランドIWCとの出会いがあった。もはやIWCファンという武井さんに、その魅力を語ってもらった。「タイミングってあるな、と思いました」武井さんは、腕につけたIW ...

  • 「時計回り」に縛らず「時を楽しむ」ための時計

    “時計回り”という言葉が日常化しているように、通常、時計の針は時計と正対して右側へ、いわゆる“時計回り”に一周する。多くのモデルは、センターに配された長針=分針と短針=時針が、それぞれ1時間、12時間をかけて一周することが、時計の動きの常識と認識してい ...

  • 機械式時計の天敵に対抗する「耐磁性」という機能

    機械式時計がほぼ完成したのが19世紀。そして、腕時計の時代となり大きな発展を遂げたのが20世紀初頭のことだ。つまり、いま私たちが着けている機械式腕時計のベースは、約100年前には、おおよそ完成していたということになる。しかし、100年前と現在とでは、環境に大きな違いがある。特にここ20年のテクノロジ ...

  • 時計のプロが「自分の時計として欲しいと思う」時計

    かつて世界一のクロノグラフメーカーと謳われたミネルバ。ここ数年はモンブラン傘下でムーブメント製作を担ってきた。それが今年、“ミネルバ”として前面に。ミネルバの熱烈なファンであるジャーナリスト、並木浩一さんにその魅力を語ってもらった。「ミネルバは仕事を離れても好きな時計です」そ ...

  • ブレゲの特別なトゥールビヨン|300万円以上でも買いたい腕時計

    「ブレゲ」の名は、時計界において特別な響きを持っている。現代の腕時計に使われている多くの技術が、ひとりの天才時計師アブライアン=ルイ・ブレゲによって開発されたものだからだ。それは、自動巻機構、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、トゥールビヨン、ヒゲゼンマイ、耐震機構、ツインバレルなどなど、 ...

  • 薄く美しい、スーツスタイルに相応しい「万能腕時計」の条件

    前回はフォーマル、つまりドレスコード「ブラックタイ」というシーンに相応しいモデルについて述べたのが、これが腕時計において唯一明確な基準があるとされているものである。はっきりいって、腕時計においてフォーマルシーン以外で明確にコレ!という基準はない。というわけでここでは、「こんなシーンで、こういった状況 ...

  • グランドセイコーの多様性が意外な効果を生む

    編集者であり、著作家でもある松永真理さんは、現在、複数の社外取締役を務めるとても強力なビジネスウーマンである。そんな松永さんが着用する腕時計は、王道かつ意外なモデルだった。リクルートにて雑誌編集者でキャリアをスタートさせた松永真理さんは、『就職ジャーナル』編集長、『とらばーゆ』編集長を歴任。その後、 ...

  • いつの時代もブランドの顔 「ドレスウォッチ」新作6選

    時計とは、不思議な工業製品である。機械式時計に限っていえば、その仕組みの大半が1世紀も前に開発されたものだからだ。つまり、精度や仕上げは格段に進化しているものの、100年前のものと現在のモデルを同一線上で語ることができるのである。 そんな背景を持っている時計だからこそ、人々は世代を超えて語り合う。い ...

  • 時計の可能性を広げるイノベーティブな腕時計

    現在の腕時計の主流である機械式時計は、13世紀に誕生したといわれている。地球の重力を利用し、錘りを動力とした「重錘時計」がその始まりということだ。それが一気に発展したのは、18~19世紀にかけてである。天才アブラアン・ルイ・ブレゲをはじめとした優秀な時計師たちにより、トゥールビヨン、永久カレンダーな ...

  • 機械式時計の魅力が詰まった高度な技術「超複雑機構」

    時計の価格を決める際、もっとも重要となるのはケース素材ではなく、そのケースに収められた機構である。もちろん、プラチナ、ゴールドといった高級素材を使用することで価格はアップするのだが、全体に占める割合は機構には及ばない。それは、大前提としては機械式であること。機械式時計は、職人の手で一つひとつ機械が組 ...

  • 実力がないと作れない「スケルトンウォッチ」の魅力

    機械式時計の最大の魅力は、数百もの部品によって組み立てられたムーブメントである。精巧に作られた部品が、有機的に連絡し合うことで時刻を表示する。その動きに、機械にも関わらず人間的な温かみを感じるからである。熱心な時計ファンともなれば、時計を腕に着けるだけでは飽き足らず、耳を澄ましてゼンマイが巻き上がる ...

  • ダイヤルに表現されたもう一つの暦、ムーンフェイズ百花繚乱

    今年のSIHHとバーゼルでは、ダイヤル上にお月様が載ったムーンフェイズ・モデルの多さも目についた。古くから太陽暦を採用していた西洋に比べ、近代まで月の運行を元にした太陰太陽暦が用いられた日本では、比較的親近感のあるモデルでもある。では、腕時計に搭載されているムーンフェイズ機構とはどのようなものなのか ...

  • 数少ない万能モデル「ラグジュアリー・スポーツ・ウォッチ」7選

    時計にはラグジュアリー・スポーツと呼ばれるカテゴリーがある。ここに分類されるモデルの多くは、大変な人気を博しており、購入するのに3年待ちというものまである。その歴史は、1972年のオーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」にはじまる。それまで高級時計といえば、ゴールドケースのドレスウォッチ、レザーストラップ ...

  • リンクアンドモチベーション会長が「ムーンフェイズ」を選ぶ理由

    リンクアンドモチベーションの小笹会長は、時計そのものよりも時計に搭載された機能に魅了され、複数のモデルを所有されている。その最も新しい仲間がジャガー・ルクルトの1本。薄くて美しいモデルである。世界で初めて“モチベーション”にフォーカスした経営コンサルティング会社、リンクアンド ...