CONTRIBUTOR

福留 亮司

エディター、ライター

ファッション誌の編集に携わり、「エスクァイア日本版」副編集長を経てフリーに。毎年、スイスのジュネーブ・バーゼルで開催される時計の見本市を取材し、バックグラウンドや機能、新作まで造詣が深い。雑誌を中心に多くのメディアで活躍する。

  • ウブロがフェラーリとのコラボで新境地を開拓|バーゼル 1日目

    前回述べたように出展数が激減したバーゼルワールドだが、個々のブランドのブースは例年通り意欲的な新作が並び、相変わらずの活気をみせていた。そんななかまず訪れたのはチューダーだ。昨年、日本に正式上陸したこのブランドを取材するのは初めてのこと。プレスカンファレンス形式で、注目の新作の中からまず紹介されたの ...

  • 出展社も来場者も2割減 今年のバーゼルワールドにみた「転換期」

    毎年春に開催される時計の国際見本市「バーゼルワールド」。今年も3月21日から26日の6日間行われた。1年の時計のトレンドがわかる見本市なので、世界各国からバイヤー、ジャーナリストのみならず、時計マニア、観光客も数多く訪れる。もちろん今年もスタイルは変わらないのだが、スウォッチグループが出展取りやめ、 ...

  • どんな場面でも調和を与えてくれるチューダーの腕時計|時の哲学

    戦略コンサルティングと投資事業を行うドリームインキュベータのシニアマネジャーである半田勝彦さん。普段、カジュアルなスタイルが多いという経営者は、どのような腕時計をチョイスしているのだろうか?ドアの向こうから現れた半田勝彦さんがタイドアップしたスーツスタイルだったので、カジュアルな腕時計はフィットして ...

  • ジャガー・ルクルトやモンブラン、5ブランドの新作|SIHH 3日目

    2019年最初の時計フェア、ジュネーブサロンとも呼ばれるSIHH(Salon International Haute Horlogerie)が1月14日〜17日に開催された。各メーカーの新作、今年のトレンドとは? 3日間にわたる取材の最終日のレポートをお届けする。(1日目 2日目)この日は2つの有名 ...

  • 力のある、印象的なものを自分の人生と共に身に付けたい

    いまは事務所運営に重点を置いているという弥生さん。やはり、その美しさはモデルとしての弥生さんの方がしっくりくる。現在はバイオリニストのパートナーとロサンゼルスに住み、日本と行き来する生活だという。そんな弥生さんが、長年親しんでいるブルガリの魅力を語る。「ブルガリについては、20年来親しくしているスタ ...

  • まるでマシュマロ リシャール・ミル新作に驚いた | SIHH 2日目

    2019年最初の時計フェア、ジュネーブサロンとも呼ばれるSIHH(Salon International Haute Horlogerie)が1月14日〜17日に開催された。各メーカーがおす今年の新作とは? 3日間にわたり取材した主だったモデルを、日別で紹介していきたい。今回は2日目。(1日目の様子 ...

  • カルティエのクォーツとエルメスのムーンフェイズと|SIHH 1日目

    2019年最初の時計フェア、ジュネーブサロンとも呼ばれるSIHH(Salon International Haute Horlogerie)が1月14日〜17日に開催された。はたして今年のウォッチトレンドはどんな傾向になるのか? 3日間にわたり取材した主だったモデルを、日別で紹介していきたい。まずは ...

  • 名作モデルがアップデート 進化する腕時計とブランドヒストリー|Vo.2

    一見、停滞してそうに見えるが、スマートウォッチや新素材のモデルが次々と出てきて、時計界は相変わらず元気である。2018年も意欲的な新作があり、その進化はまだまだ止まらないようだ。1120 BREITLING Navitimer 8 B01 Chronograph 43今年は、ブライトリングを象徴 ...

  • 一生使い続けたい、ポルトギーゼの「機能美」

    今回、腕時計を見せていただいたのは、雑誌の定期購読を扱うeコマース事業を展開する富士山マガジンサービスの西野伸一朗社長である。「あまり物欲がない」とおっしゃる氏があえて選んだ腕時計とは?西野伸一朗社長が率いる富士山マガジンサービスは、弊誌をはじめ約1万の雑誌を定期購読するeコマースの事業(Fujis ...

  • 機械式時計の技術が満載 コンプリケーションウォッチ

    時計の中でも、最高峰の技術と位置づけられるのが、コンプリケーションウォッチ=複雑機構と呼ばれるものである。それは、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターなどといった機構のことを指す。ただし、その中には、クロノグラフやアラームといった機構は含まれない。また、カレンダー表示に関して ...

  • 復刻モデルでこそブランドの個性が強調される

    今年も例年通り、スイスに世界中の時計バイヤー、ジャーナリストが集結し、時計の祭典ともいうべきフェアが行われた。現在は、大きくジュネーブとバーゼルに別れて行われている時計フェア。今年は、これまでの原点回帰をさらに成熟させ、各ブランドが充実した新作をラインアップしてきた。ここ数年、多くのブランドが個性を ...

  • 興味深いムーンフェイズから人間本来のリズムを知る

    今年もムーンフェイズ・モデルが目についた。近代まで月の運行を元にした太陰太陽暦が用いられた日本はともかく、古くから太陽暦を採用していたヨーロッパでもこれほど人気があるのか?と驚くほどである。では、まず腕時計に搭載されているムーンフェイズ機構について確認しておこう。月の公転に要する1カ月という時間の単 ...

  • ドレスウォッチはすべてのモデルのベースになる

    子供に時計の絵を書くように言うと、必ず、ラウンドケースのいわゆるドレスウォッチが描かれる。それほどに、このモデルは腕時計の基本形なのである。ただ、はじめから腕時計がこの形で登場したのかというと、そうでもない。もともと戦争中に懐中時計を紐で腕に巻き付けたのが発端だと言われているとおり、やはりスポーツウ ...

  • スポーツウォッチこそ唯一の万能と呼べる時計である

    スポーツウォッチといえば、その性格上、実用性重視につくられてきた。もちろん、耐久性、堅牢性に重きが置かれており、当然のごとくタフである。それ故に、ゴツくて、武骨なところがあり、ビジネスシーンでの着用を憚られるものもあった。ただ、1970年代に登場した高額に設定されたスポーツウォッチ、いわゆるラグジュ ...

  • 21世紀の腕時計の特徴は「彩りの豊かさ」

    今世紀に入ってからのテクノロジーの進化は、機械に限ったことではない。ケース、ダイヤルなど、時計の本体を構成する部位にも明らかな違いが見られるようになった。そもそもは、20世紀後半に出現したセラミックによって、これまでなかったホワイトやブラックのケースが登場したことにはじまる。とくに2000年のシャネ ...

  • 新素材との融合で生まれるイノベーティブな腕時計

    腕時計の技術が一気に発展したのは、18~19世紀にかけてである。天才アブラアン・ルイ・ブレゲをはじめとした優秀な時計師たちにより、トゥールビヨン、永久カレンダーなど多くの技術がこの時代に考案されたのである。現在使われている機械式時計の技術の大半は、この時代に出来上がったものといっても過言ではない。そ ...

  • スーツスタイルに最適なケース径30mm台の腕時計5選

    2000年代の大型時計からの反動からか、ここ数年、男性の腕時計は小型化している。少し前までは、ケース径43~44mmのモデルは平気であったし、50mmに近づくモデルもいくつか存在していたが、もはやそういった大きな腕時計はほとんど見なくなった。そこで台頭してきたのが、ケース径30mm台後半の小径モデル ...

  • 高級時計の目利きが惚れる「子や孫に引き継ぎたい時計」

    今回登場していただいた片岡定一さんは、いい機械式時計を代々受け継いでもらいたいと願う、良心のコレクターだ。いま、お気に入りの時計はモリッツ・グロスマンだという。その理由とは?外資系および国内のIT企業でプロジェクトマネジャーを歴任し、現在は投資家として活躍されている片岡定一さんは、高級時計を約100 ...

  • 袖口を邪魔しない、スーツスタイルに「相応しい」腕時計

    南青山にある完全予約制の紳士服店「DOT・TAILOR(ドットテーラー)」。理念は主観的なスーツではなく、気遣いが感じられる「相応しい」スーツという。テーラーの顔である松井陽介さんは、果たしてどんな時計をチョイスしているのだろうか。隙なく着こなしたスーツの袖口からチラッと見えるシンプルな腕時計。まさ ...

  • W杯特化モデルも! 時計ブランドの新作スマートウォッチ3選

    20世紀初頭に腕時計が登場して以来、多くの新しい技術が生まれた。1931年には全回転式ローターの自動巻きムーブメントがロレックスによって開発され、69年にはセイコーがクォーツ式ムーブメントを世に送り出した。時計はゆっくりとだが、進化し、機能を高めてきたのである。そして、2000年代の機械式時計ブーム ...