CONTRIBUTOR

福留 亮司

エディター、ライター

ファッション誌の編集に携わり、「エスクァイア日本版」副編集長を経てフリーに。毎年、スイスのジュネーブ・バーゼルで開催される時計の見本市を取材し、バックグラウンドや機能、新作まで造詣が深い。雑誌を中心に多くのメディアで活躍する。

  • ボーム&メルシエと共通する「伝統の継承」と「新機軸の導入」

    日本酒「利他」を販売している神田豊島屋の木村倫太郎さんは、MBAを取得した現代のビジネスマン。そんな彼が日本酒販売に新しい風を吹き込んだ。日本酒の新しい形とそんな彼が好む腕時計とは?彼の名刺は見慣れない正方形だった。「升をイメージしました」こだわりの強い人なのか?と思ったが、もちろんそれは感じるとこ ...

  • IT経営者が、10年越しで手に入れた念願の「パトリモニー」

    10代のころから独学で学び、IT関連企業を立ち上げてきたイージーコミュニケーションズ代表の内海友貴さん。勤勉さと鋭い感性で若くして成功を収めた経営者の時計選びは、やはりひと味違う。内海さんに仕事の内容を問うと「基本的にIT畑がベースです」という。「webを使ったプロモーション、集客、販売などの事業戦 ...

  • 90年代、時計ジャーナリストが日本に初めて紹介した思い出の名機

    ブレゲは、クラシック、ドレスウォッチのイメージが強いが、スポーツウォッチの名機も存在する。 そのオーナーであり、時計ジャーナリストでもある名畑政治さんがその出合いと魅力を語った。世界最大の時計見本市「バーゼル ワールド」の取材を1990年代から続けている名畑政治さんは、現在、時計専門のWEBマガジン ...

  • カレンダー機能を持つ腕時計「ブランパン」に夢中な理由|時の哲学

    今回は腕時計を複数本所有しているという時計好きの元早大教授、藤井正嗣さんに話をうかがった。元々商社マンという最前線で活躍されたビジネスマンは、どのような時計を好むのだろうか?「時計は趣味というか小学生以来の恋人です」という早稲田大学理工学術院の元教授、藤井正嗣さん。インタビューにうかがった時は教授で ...

  • カルティエの「時計に対するアツい想い」が響く

    今回ご登場いただいたのは、水素関連商品を開発・販売するヘルスケアベンチャー、アクアバンクの代表である竹原タカシさん。ストレスフリーな成熟社会の実現を目指す竹原さんが愛用する腕時計とは?竹原さんは、これまでに水素水ウォーターサーバーや水素入りチョコ「SuicCho(スイッチョ)」などを開発してきた。「 ...

  • 時計も多様性の時代 バーゼル取材から選ぶ「今年の時計」ベスト5

    2019年のバーゼルワールドでは、21ブランドを取材。各ブランドで平均10本強くらいの新作を見させていただいたので、その総数は200本を軽く超えるのだが、そのなかから独断と偏見で今年のベスト5を選ばせていただいた。そのポイントが機能面、デザイン面とさまざまなのは、腕時計の多様性を物語っているからであ ...

  • 精悍なロレックスと薄型のグランドセイコーと|バーゼル 3日目

    今年も3月21日から26日も6日間にわたり、バーゼルワールドが開催された。3日目の取材は、135周年を迎えたエドックスからスタート。今年はフラッグシップである「クロノオフショア1」シリーズから、カーボンダイヤルを採用した「クロノオフショア1 カーボン クロノグラフ」が発表された。ケースとベゼルにカー ...

  • パテック・フィリップの「定番」が新しい|バーゼル 2日目

    3月に開催されたバーゼルワールドの取材。2日目は、オリスからスタート。このブランドにはダイバーズコレクションがあり、今年の新作でとくに印象に残ったのは環境保全を訴えかけるモデルだった。 そのひとつが、最近問題になっている廃棄プラスティックの海洋流出問題に取り組む団体とのパートナーシップである。タッグ ...

  • ウブロがフェラーリとのコラボで新境地を開拓|バーゼル 1日目

    前回述べたように出展数が激減したバーゼルワールドだが、個々のブランドのブースは例年通り意欲的な新作が並び、相変わらずの活気をみせていた。そんななかまず訪れたのはチューダーだ。昨年、日本に正式上陸したこのブランドを取材するのは初めてのこと。プレスカンファレンス形式で、注目の新作の中からまず紹介されたの ...

  • 出展社も来場者も2割減 今年のバーゼルワールドにみた「転換期」

    毎年春に開催される時計の国際見本市「バーゼルワールド」。今年も3月21日から26日の6日間行われた。1年の時計のトレンドがわかる見本市なので、世界各国からバイヤー、ジャーナリストのみならず、時計マニア、観光客も数多く訪れる。もちろん今年もスタイルは変わらないのだが、スウォッチグループが出展取りやめ、 ...

  • どんな場面でも調和を与えてくれるチューダーの腕時計|時の哲学

    戦略コンサルティングと投資事業を行うドリームインキュベータのシニアマネジャーである半田勝彦さん。普段、カジュアルなスタイルが多いという経営者は、どのような腕時計をチョイスしているのだろうか?ドアの向こうから現れた半田勝彦さんがタイドアップしたスーツスタイルだったので、カジュアルな腕時計はフィットして ...

  • ジャガー・ルクルトやモンブラン、5ブランドの新作|SIHH 3日目

    2019年最初の時計フェア、ジュネーブサロンとも呼ばれるSIHH(Salon International Haute Horlogerie)が1月14日〜17日に開催された。各メーカーの新作、今年のトレンドとは? 3日間にわたる取材の最終日のレポートをお届けする。(1日目 2日目)この日は2つの有名 ...

  • 力のある、印象的なものを自分の人生と共に身に付けたい

    いまは事務所運営に重点を置いているという弥生さん。やはり、その美しさはモデルとしての弥生さんの方がしっくりくる。現在はバイオリニストのパートナーとロサンゼルスに住み、日本と行き来する生活だという。そんな弥生さんが、長年親しんでいるブルガリの魅力を語る。「ブルガリについては、20年来親しくしているスタ ...

  • まるでマシュマロ リシャール・ミル新作に驚いた | SIHH 2日目

    2019年最初の時計フェア、ジュネーブサロンとも呼ばれるSIHH(Salon International Haute Horlogerie)が1月14日〜17日に開催された。各メーカーがおす今年の新作とは? 3日間にわたり取材した主だったモデルを、日別で紹介していきたい。今回は2日目。(1日目の様子 ...

  • カルティエのクォーツとエルメスのムーンフェイズと|SIHH 1日目

    2019年最初の時計フェア、ジュネーブサロンとも呼ばれるSIHH(Salon International Haute Horlogerie)が1月14日〜17日に開催された。はたして今年のウォッチトレンドはどんな傾向になるのか? 3日間にわたり取材した主だったモデルを、日別で紹介していきたい。まずは ...

  • 名作モデルがアップデート 進化する腕時計とブランドヒストリー|Vo.2

    一見、停滞してそうに見えるが、スマートウォッチや新素材のモデルが次々と出てきて、時計界は相変わらず元気である。2018年も意欲的な新作があり、その進化はまだまだ止まらないようだ。1120 BREITLING Navitimer 8 B01 Chronograph 43今年は、ブライトリングを象徴 ...

  • 一生使い続けたい、ポルトギーゼの「機能美」

    今回、腕時計を見せていただいたのは、雑誌の定期購読を扱うeコマース事業を展開する富士山マガジンサービスの西野伸一朗社長である。「あまり物欲がない」とおっしゃる氏があえて選んだ腕時計とは?西野伸一朗社長が率いる富士山マガジンサービスは、弊誌をはじめ約1万の雑誌を定期購読するeコマースの事業(Fujis ...

  • 機械式時計の技術が満載 コンプリケーションウォッチ

    時計の中でも、最高峰の技術と位置づけられるのが、コンプリケーションウォッチ=複雑機構と呼ばれるものである。それは、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターなどといった機構のことを指す。ただし、その中には、クロノグラフやアラームといった機構は含まれない。また、カレンダー表示に関して ...

  • 復刻モデルでこそブランドの個性が強調される

    今年も例年通り、スイスに世界中の時計バイヤー、ジャーナリストが集結し、時計の祭典ともいうべきフェアが行われた。現在は、大きくジュネーブとバーゼルに別れて行われている時計フェア。今年は、これまでの原点回帰をさらに成熟させ、各ブランドが充実した新作をラインアップしてきた。ここ数年、多くのブランドが個性を ...

  • 興味深いムーンフェイズから人間本来のリズムを知る

    今年もムーンフェイズ・モデルが目についた。近代まで月の運行を元にした太陰太陽暦が用いられた日本はともかく、古くから太陽暦を採用していたヨーロッパでもこれほど人気があるのか?と驚くほどである。では、まず腕時計に搭載されているムーンフェイズ機構について確認しておこう。月の公転に要する1カ月という時間の単 ...