CONTRIBUTOR

河 鐘基(ハ・ジョンギ)

ロボットやIoTの専門メディア「ロボティア」代表

1983年北海道生まれ。株式会社ロボティア代表取締役。テクノロジー専門ウェブメディア「ロボティア」(roboteer-tokyo.com)を運営。著書に 「AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則」(扶桑社新書)、「ドローンの衝撃」(扶桑社新書)、「ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実」(光文社)。訳書に「ロッテ 際限なき成長の秘密」(実業之日本社)、「韓国人の癇癪 日本人の微笑み」(小学館)など。

  • 韓国の就職難を救う? 中小企業と人材の「AIマッチング」

    人手不足により「売り手有利」が続く日本の採用市場。11月8日に就職情報大手マイナビが発表した調査データによると、「(採用が)17年よりも厳しくなる」と、来年の見通しを悲観的に捉えている回答企業が73.3%に達していることが分かった。対照的に、隣国・韓国では若者の就職難が慢性化して久しい。韓国統計庁が ...

  • 過去最高取引額の「独身の日セール」、成功を支えたAIの活躍

    独身者を祝う中国の「光棍節」(11月11日)は、世界最大規模のオンラインショッピングイベントが開催される日として、日本でもすっかりお馴染みとなった。中国物流大手アリババが仕掛けた今年のセールは、流通総額が253億ドル(2兆8700億円)と過去最高額を記録。公式発表やサウスチャイナモーニングポストなど ...

  • ドルが流通する新興国、カンボジアに訪れるフィンテックの波

    「配車アプリ」が続々登場しているカンボジアだが、現地の人々に重宝されているITテクノロジーは他にもある。電子マネーなど「フィンテック」はその代表格だ。カンボジアでよく使われている電子マネーには、「Wing」と「Pi Pay」がある。それらの使い方は、日本の「Suica」を想像してもらえると理解しやす ...

  • 「自殺願望の正体」をAIで解明、命を救うイノベーションの最前線

    神奈川県にある平凡なアパートの一室から、男女9人の遺体が発見された通称「座間猟奇殺人事件」は、発覚やいなや日本社会に大きな衝撃をもたらした。まず人々の関心は、白石隆浩容疑者の生い立ちや殺人動機、そして猟奇性に向かったが、同時に被害者たちとの接点にも注目が集まった。白石容疑者は、ウェブサイトやSNSを ...

  • カンボジアで配車アプリが続々登場、日本語対応サービスも

    読者の皆さんは、カンボジアと言えばどのようなキーワードを連想するだろうか?観光客に大人気の世界遺産「アンコールワット」を真っ先に挙げる人も多いだろう。はたまた、90年代まで続いた激しい「内戦」や、その後に続いた「復興」を挙げる人もいるかもしれない。政治や経済に関心が強い人の中には、「東南アジアの貧困 ...

  • 長野県伊那市で「鹿検知」ドローンコンペ AIで空中ロボに進化

    空撮に測量、農薬散布、物流など、さまざまな分野で活躍が期待されているドローンに、人工知能の力を「+α」しようという動きが盛んだ。さる10月18日から21日かけて、長野県伊那市では「ドローン・フェス in INA Valley」という大規模なテクノロジーイベントが開催された。同イベントでは ...

  • かつての「AI大国」北朝鮮が失速、要因はハードウェアと資金不足

    韓国・産業銀行KDB未来研究所が、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の人工知能(AI)開発動向に関するレポート「北朝鮮の人工知能開発状況と展望」を発表した。北朝鮮はかつて、世界規模のコンピュータ囲碁大会を制覇するなど、AI技術で大きな成果を挙げてきた。しかし、国内経済状況の悪化と国際社会の制裁な ...

  • フェイク動画生成も、AIで変わる動画の未来

    画像認識・生成の分野で著しい発展を遂げている人工知能(AI)が、動画の世界にも変革をもたらそうとしている。10月6日、グーグル・ブレインの研究者Ian Goodfellow氏は、自身のツイッターアカウントに「CycleGAN Face-off 直播換臉」というタイトルの動画をシェアした。画面が2分割 ...

  • 中国の鉄道駅で「顔認証システム」導入、駅の効率化と監視に期待

    中国の鉄道駅に、人工知能(AI)を搭載した「顔認証システム」が普及しはじめている。今年初めウルムチ駅に設置されたのに続き、10月の国慶節を前後して、山東省・済南、湖南省・長沙などの都市の駅にも同システムが登場した。長沙南駅では、9月30日から正式に顔認証改札システムの運用が開始されている。同システム ...

  • 国連がAI・ロボット動向を監視する常設組織設置へ

    人工知能とロボットの普及・拡大に備え、超国家的団体も新たな動きを見せている。英ガーディアンは、国連がAIおよびロボットの導入による大量失業、また戦争勃発の脅威を監視する常設組織を、オランダ・ハーグにて設置・運営することにしたと報じた。同組織の名称は「人工知能・ロボットセンター(Centre for ...

  • 的中率約8割、「同性愛者を見抜く」AIと悪用への懸念

    少しショッキングなAI研究が注目を浴びている。今回、スタンフォード大学の研究チームが、「Deep neural networks are more accurate than humans at detecting sexual orientation from facial images」というレ ...

  • AIによる「未来予測」 製造業から農業、医療まで

    「人工知能が持つ可能性のひとつに、未来予測があります。膨大なデータを分析することで、これから先に起こりうる出来事の兆候を発見し、それを人間に知らせることができるのです」このコメントは以前、日本のとあるAIスタートアップを取材した際に聞かせてもらったものだ。取材では、人工知能の本質や最大のメリットにつ ...

  • 人工知能の権威が「AI政治家」を開発する理由

    先月末、中国のIT大手・テンセントが運営するAIキャラクターが、中国共産党を批判。ユーザーの質問に対して、「(共産党は)腐敗して無能」「(共産党を)愛していない」「(中国の夢は)アメリカに移住すること」などと回答する“ハプニング”が起きた。AIが政治批判ともとれる発言を始めた ...

  • AIアシスタントの未来、カギを握るのは「声」のバリエーション?

    SiriやAmazon Alexaなど、AIアシスタント(パーソナルアシスタント)の性能向上がめざましい。人間の日常会話を理解し、最適な情報を検索することで行動をサポートてくれるAIアシスタントは、私たちの生活に徐々に溶け込みはじめている。昨年、AIアシスタントが搭載されたAmazon Echoなど ...

  • AIの第3の使い道 アートも描ける「生成AI」が成長中

    マシンラーニングなど人工知能(AI)関連の技術が、企業が提供する実際のサービスに組み込まれるケースが爆発的に増え始めている。リリース、またテスト段階にあるそれらのサービスを注意深く見ていくと、ある共通点があることがわかる。まずひとつは、AIに膨大な量のデータを学習・処理させ、そこから最適な&ldqu ...

  • ビザ申請支援で「米国を再び偉大な国に」、米AI企業の挑戦

    会計業務や法務など、人工知能(AI)が活躍するホワイトカラー業務が日に日に拡大している。そんななか、米国では永住権申請を支援するAIが登場したという。開発を行ったのは、Visabot(AIサービスの名称も同じ)。同社はこれまで、スタートアップなど新興企業を設立した創業者たちのビザ申請を支援してきたが ...

  • きっかけはあの「囲碁対決」、加速する韓国NAVERのAI開発

    約1年前、韓国では世間を揺るがす衝撃的な事件が起きた。Google DeepMindが開発したAI「アルファ碁」に、国民的英雄イ・セドル9段が囲碁対決で敗北するという、いわゆる「アルファ碁・ショック」だ。対戦前、韓国の専門家ら、またイ棋士本人すらも「機械との世紀の対決」において勝利を疑わなかった。が ...

  • 防止から予知へ テロ相次ぐ英国で進む「AIx犯罪捜査」

    英国でテロが相次いでいる。5月22日、米歌手アリアナ・グランデのマンチェスター公演を狙った自爆テロの悲しみが冷めやらぬなか、6月3日にはロンドン中心部でも悲劇が起こった。英国でのテロ事件は、2017年に入ってすでに3度となる。英国は世界で最も進んだ「監視社会」のひとつに数えられている。ここで監視カメ ...

  • AIによる「振り込め詐欺」防止と「AIオレオレ詐欺」の恐怖

    約373.8億円──。この金額が一体何の数字だか、読者の皆さんにはご推測いただけるであろうか。これは、日本の警察が発表した2016年の振り込め詐欺(オレオレ詐欺)の被害総額だ。振り込め詐欺の被害額は、2014年の約550億円をピークに徐々に減少傾向にある。それでも、いまだに400億円近い金銭が詐欺に ...

  • 「ユーザーが望む表現」で記事を書く 感性型AIの可能性

    社会のいたるところで人工知能が活用されはじめている。大規模製造業の現場における製造工程管理、新薬開発、弁護士・税理士、および人事業務の一部代替など、すでに実用化されつつある応用例は枚挙にいとまがない。それら人工知能を注意深く見て行くと、ひとつの共通点が浮かび上がる。いずれも、人間の「理性」を再現した ...