CONTRIBUTOR

Trevor Nace

I cover geology, earth science, and natural disasters.

I am a geologist passionate about sharing my field to a broad audience. I received my PhD from Duke University where I studied the geology and paleoclimate of the Amazon. In addition to my current career in geology, I have had the opportunity to learn and study geology around the world. Follow me on Twitter @trevornace

  • 世界を駆け抜けた「謎だらけの地震波」 20分以上も継続

    11月11日、時速1万4500キロの地震波が地球を駆け巡った。その地震波はほとんど誰にも気づかれなかったが、偶然気づいた1人の地震学者のツイッターがきっかけで、ネット上で原因究明が行われている。地震波が発生したのは、マダガスカルとモザンビークの間にあるフランスのマヨット島の沖合24キロの地点だ。ニュ ...

  • 地球は「小氷河期」に向かっている? 海の異変から見える兆候

    世界規模で海の循環のスピードが低下しており、科学者たちはその推移を注意深く見守っている。香港大学の太古海洋科学研究所(Swire Institute of Marine Science)の研究チームは、カナダ沖の海中の堆積物や化石を研究し、海水の循環の過去と現在の様子を探った。学術誌「Geophys ...

  • 「プラごみ」で死ぬクジラと、急成長するアジアの責任

    インドネシアの海岸に打ち上げられたマッコウクジラの死骸の胃袋から、2足のビーチサンダル、115個のコップ、25枚のビニール袋、そして4つのペットボトルなどが見つかった。ワカトビ国立公園のスタッフが死骸を発見した場所は、多くのダイバーが訪れるスラウェシ島の海岸だ。クジラの死骸からプラスチックごみが見つ ...

  • 海で監禁された「100頭のクジラ」たち、中国に輸出か

    ロシア極東部の港湾都市ナホトカの沖で、100頭以上のクジラが海上の檻(おり)のなかに閉じ込められている。これらのクジラは中国のマリンパーク(海洋公園)に輸出されるものとみられている。地元メディアによると、ここには10頭のシャチと90頭のベルーガ(歯クジラの一種)が含まれている。ベルーガは歌のような声 ...

  • NASAが撮影に成功した「大気光」の神秘的なオレンジの輝き

    NASAは11月7日、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影した「大気光(airglow)」の写真を公開した。大気光は高層の大気が太陽紫外線に反応して光を発する現象だ。オーストラリアの上空400キロメートルで撮影された写真には、オレンジ色に輝く大気光の様子が写っていた。大気光は、太陽紫外線が高層大気 ...

  • 太陽エネルギーを「18年」貯蔵可能な新技術、スウェーデンで開発

    再生可能エネルギーの普及を阻む大きな壁の一つがその貯蓄方法だが、太陽光エネルギーを最大で18年も貯蓄できる太陽熱燃料(solar thermal fuel)をスウェーデンの研究チームが開発した。太陽熱燃料は物質を日光にさらすことで分子の形態を変形させ、蓄エネルギー材料として利用可能にするもの。エネル ...

  • 南極の溶けはじめた氷から聞こえる「奇妙な歌」の正体

    南極のロス棚氷(ロスたなごおり)では氷が溶け出す時に奇妙なサウンドが発生していることが、科学者たちの研究で明らかになった。学術誌「Geophysical Research Letters」に発表された論文によると、この奇妙な音は、氷の融解と風によってロス棚氷の表面が振動することで出ている。南極西部に ...

  • 人類が加速させる哺乳類たちの絶滅、回復には300万年が必要

    地球は今、哺乳類の大量絶滅の危機に瀕している。これは地球の歴史上で、6回目の大量絶滅となるが、これまでの5回と違うのは、それが人間の活動によって引き起こされつつあることだ。生物学者たちの研究によると、人類が哺乳類の保護に力を入れない限り、今後50年で大量の哺乳類が絶滅し、現在のレベルまで回復するには ...

  • NASAが撮影の不気味な氷山、まるで「モノリス」のような長方形

    完璧な長方形に近い氷山が南極海を漂っていることが、NASAが公開した写真から判明した。ラーセン棚氷の沖に浮かぶその氷山は角が直角で、映画「2001年宇宙の旅」に登場する謎の四角柱「モノリス」のようだといわれている。NASAは南極の氷の厚さや位置などの推移を画像化する「アイスブリッジ作戦(Operat ...

  • 地球最大の生命体「パンド」が絶滅の危機にある理由

    ユタ州のフィッシュレイク国立森林公園内で数千年もの間、生きながらえてきた世界最大の生命体が、危機に瀕している。その生命体とは「パンド」と呼ばれるアスペン(ヤマナラシ)の森林だ。コロラド州を訪れたことがある人なら、アスペンを見たことがあるだろう。秋には葉が鮮やかな黄色に変わり、風が吹くと葉が鳴ることで ...

  • 「腎臓結石」と自然界の石の共通点を明かす画期的研究

    人間の体内の腎臓結石と自然界の石には共通点が多いことが、最近の研究で分かった。医学部の学生と地質学者らが協力し、腎臓結石が人間の健康状態を記録していることを突き止めた。科学誌「ネイチャー」が運営するサイト「Scientific Reports」に掲載された論文は、腎臓結石についての考えを覆す内容だ。 ...

  • 謎の石「ユーパーライト」発見の米男性、探索ツアーも開催へ

    米ミシガン州に住む男性が光を放つ岩石をスペリオル湖の湖畔で発見した。怪しく光るその石は「ユーパーライト(Yooperlite)」と名づけられた。石の一部は溶岩と見られている。発見したのは宝石や鉱石の商人であるリック・リンタマキ(Eric Rintamaki)で、ミシガン州のアッパー半島で、ブラックラ ...

  • 18歳が発案、ピーター・ティールも支援の「海洋ごみ回収作戦」

    プラスチックごみを海から追放する野心的プロジェクトが「Ocean Cleanup」だ。Ocean Cleanupは太平洋ごみベルト(Great Pacific Garbage Patch)に漂う、18兆個ものプラスチックごみを回収するべく、2000万ドル(約22億円)の費用を投じたごみ回収フェンスを ...

  • プラスチックごみより酷い「タバコの吸い殻」の海洋汚染

    プラスチックごみの問題が大きく報じられる一方で、タバコの吸い殻が、海に大きなダメージを与えていることはあまり知られていない。環境保護団体「Cigarette Butt Pollution Project」の発表では、年間に消費されるタバコの本数は5.5兆本にも及び、その90%がプラスチックから生成さ ...

  • 元NASAの宇宙飛行士が指揮する「地球外資源」探索プロジェクト

    地球上の天然資源のマッピングを行なう米政府機関「アメリカ地質研究所(USGS)」が宇宙に眠る資源の調査を開始した。USGSはこれまでメキシコ湾沖の油田やカリフォルニアの金鉱床など、米国の資源に特化してきたが、今後は地球外の鉱物や金属のリサーチを行なっていく。ニュースサイト「Space.com」の記事 ...

  • 北極海からブクブク噴出する「温室効果ガス」の衝撃映像

    NASAは先日、北極圏の湖の模様を収めた不気味な動画を公開した。そこには通常は氷で覆われているはずの湖が溶けて、水面をブクブクと泡立たせながらガスが立ちのぼる様子が収められていた。北極圏では温暖化の影響で、かつてないレベルの温室効果ガスの放出がはじまっている。NASAが資金援助した北極圏の調査プログ ...

  • 大気汚染で「知能レベル」も低下、中国2万5000名調査で判明

    大気汚染が健康被害につながることはよく知られているが、最新の調査により大気汚染が知能の低下を招くことが明らかになった。学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」で公開された研究は、2万5000名の中国の人々を4年間にわたり追跡したもので、数学力などの知能テストの結果と大気汚染との相関関係を調査した ...

  • 猛暑で北極の氷山に亀裂、観測史上初の異常事態に

    世界的な猛暑の影響で、北極圏で最も古く強度も強いとされる海氷が崩れ始めている。この地域は普通なら、1年を通じて氷に閉ざされているが、今年は例年より熱い風が吹き込んだことにより、2度にわたって海氷に亀裂が走った。グリーンランドの北側の海は北半球で最も海氷がとけない場所で、地球上で最後に海氷がとけ始める ...

  • 今から14億5000万年後、世界は海に沈むかもしれない

    今から14億5000万年後には地球の地殻変動が停止し、地震がなくなるかもしれない──。地球の内部では地殻変動によって常にガスや物質が循環し、火山活動や地震も発生している。しかし。科学誌「Gondwana Research」に掲載された論文によると、そのメカニズムがいずれ停止するようだ。中国地質大学の ...

  • 二酸化炭素を鉱石に吸着させるテクノロジー、研究者らが発表

    もしも、大気中のCO2(二酸化炭素)を無限に吸着できるテクノロジーが開発されたならば、温室効果ガスの排出量を削減し、気候変動を防止できるだろう。大気中のCO2の濃度を減らすためには、排出量そのものを減らすことも重要だが、大気中のCO2を除去するという道も考えられる。先日、科学者たちが鉱物のマグネサイ ...