CONTRIBUTOR

Trevor Nace

I cover geology, earth science, and natural disasters.

I am a geologist passionate about sharing my field to a broad audience. I received my PhD from Duke University where I studied the geology and paleoclimate of the Amazon. In addition to my current career in geology, I have had the opportunity to learn and study geology around the world. Follow me on Twitter @trevornace

  • 「ミシガン州のカリブ海」と呼ばれる、透明度バツグンの湖

    楽園に行きたいならば、カリブ海まで行かずとも米国のミシガン州にも存在する。「トーチ湖」には透明度の高い真っ青な水と白い砂州、そしてにぎやかなサマーパーティーがある。トーチ湖はかつてミシガン湖の一部だったが、湖の北西部に砂州ができたことによって独立した湖になった。広さは約76平方キロメートル、水深は深 ...

  • ハワイの火山噴火で空から降る「緑の宝石」 ツイッターで話題

    ハワイでは緑色の石が空から降り注いでいる──。これは1カ月前から続いているキラウエア火山の噴火によるものだ。緑色の石の正体はハワイの溶岩に含まれている鉱物のカンラン石だ。ジュエリーにできる宝石レベルの品質のものはペリドットと呼ばれる。火山が噴火し溶岩が飛び散ると、そこに含まれているカンラン石が小さな ...

  • 空気から水を取り出す画期的テクノロジー、米大学で開発中

    世界中で水不足が問題となるなか、空気から飲み水を取り出せるデバイスが開発された。太陽さえ照っていればエネルギーは必要なく、乾燥地帯でも飲み水を抽出することができる。カリフォルニア大学バークレー校が発表した研究結果によると、このデバイス昼と夜の温度差と湿度の違いを利用して、空気から水を取り出している。 ...

  • 地球にとって最悪な「人間の食べ物」 英研究者らが解明

    人類が環境に与えるダメージを減らすうえで、最も有効な行動の一つは肉類と乳製品の消費をやめることだという。肉類と乳製品は人間の摂取カロリーの18%を占めているが、生産するために農地の83%を使っており、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量の60%の原因となっている。これは学術誌「サイエンス」に掲載された ...

  • フィリピンが1.5兆円で建設目指す「グリーン都市」の全貌

    濃いスモッグに包まれるフィリピンの首都マニラは「世界最悪の交通渋滞都市」と呼ばれている。その対策として政府は、マニラ近郊にマンハッタンより大きい無公害都市を作り、問題を緩和しようとしている。「ニュークラーク(New Clark)」と命名された新都市では自動運転車やドローンが稼働し、広大な緑地や省エネ ...

  • 死者70名以上、グアテマラの火山がハワイより危険な理由

    1カ月前から噴火が続いているにもかかわらず、ハワイのキラウエア火山では死亡者が出ていない。しかし、6月3日に噴火したグアテマラのフエゴ火山では6日時点で死者数が70人を超えている。2つの噴火による被害はなぜ、こんなにも違うのだろうか。ニュースの映像を見ると、キラウエア火山からは溶岩がゆっくりと流れ出 ...

  • レジ袋を飲み込んで「死んだクジラ」が発する人類への警告

    重さ約8キロに達するレジ袋を飲み込んだクジラがタイで死んだ。このゴンドウクジラはタイ南部のソンクラーの近くの運河で5月28日に発見された。レジ袋を取り除いて命を救おうと、海洋海岸資源局(MCRD)が救助措置を行なったが、どの努力もむなしくクジラは6月1日に力尽きた。その後の解剖で、胃袋に80枚のレジ ...

  • ホワイトハウス敷地に「謎の穴」が出現、トランプへの暗示か

    ホワイトハウスの北庭(ノース・ローン)に突如、陥没穴が出現した──。この陥没穴は時間が経つとさらに拡大した。ドナルド・トランプ政権は問題が山積のため、問題を解決することを意味する「drain the swamp(沼の水を抜く)」という言い回しになぞらえて、米国メディアは「この穴で沼の水を抜くことがで ...

  • ハワイで「日焼け止め」禁止法案、サンゴ礁への被害を防止

    米国ハワイ州の議会は、世界で初めて日焼け止めの販売を禁止する法案を可決した。この法案が州知事のデービッド・イゲの承認を受けると、オキシベンゾンとオクチノキサートを含む薬剤が、一般のドラッグストアでは買えないことになる。この2つの薬剤は「コパトーン」や「Hawaiian Tropic」「Banana ...

  • 中国が史上最大の「人工降雨」実施へ、チベット高原で

    中国政府は世界最大の人工降雨システムを用い、チベット高原に雨を降らせようとしている。人工の雨が降るエリアの面積は、アラスカ州に匹敵する前代未聞のスケールだ。この計画は政府の「中国航空宇宙科学技術公社(CASC)」が主導するもので、チベット高原に数千台もの人工降雨マシンを設置して実施される。チベット高 ...

  • 英国で使い捨てプラスチック「全面禁止」へ、海洋ゴミを撲滅

    イギリスが使い捨てのプラスチック製品の販売を禁止する。禁止対象にはストローや綿棒なども含まれ、早ければ2019年から施行される。メイ首相は「プラスチックごみはイギリスが直面する最大の環境問題の1つである」と述べた。今回の発表でイギリスは、25年間の環境行動計画の一環である、不必要なプラスチックごみを ...

  • ロックコンサートでも地震発生、世界で頻発する「人為地震」

    FCバルセロナに所属するリオネル・メッシは世界最高のサッカー選手の1人だが、彼のゴールによって地震が起きていたことが分かった。メッシのゴールによって地震が起きていることが発表されたのは、科学誌「ネイチャー」が運営するサイト「Scientific Reports」に掲載された研究機関「Institut ...

  • 米若者に広まる「地球平面説」 NBA選手の発言がきっかけか

    「地球は丸い」と考える18~24歳の若者の比率が、66%にとどまっていることが最近の調査で判明した。調査会社「YouGov」は今年2月、8215人の米国人を対象に“地球の形をどう考えているか”という調査を行った。その結果、実に多くの若者が地球は平らであると考えている、もしくは ...

  • 海洋ゴミの犠牲者「死んだクジラ」胃袋にプラスチック30キロ

    2月下旬、スペイン南部ムルシアの海岸にマッコウクジラの死骸が流れ着いた。このオスのクジラは30キロ近くのプラスチックのゴミを飲み込んでおり、海のゴミ問題の深刻さを浮き彫りにした。調査にあたった「エル・バジェ・ワイルドライフ・レスキューセンター」によると、このマッコウクジラは、ゴミを飲み込んだことで胃 ...

  • 科学が解明、渡り鳥たちの「驚異的方向感覚」のミステリー

    地球の磁場は太陽風から地球を守るほか、動物の行動にも影響を与える。最近の研究でその磁場を、鳥がどのように視覚化しているかが分かった。鳥が地球の磁場を検知することは以前から知られていたが、どのように見ているのかは分かっていなかった。しかし、スウェーデンのルンド大学とドイツのカール・フォン・オシエツキー ...

  • アフリカ大陸が分裂へ、ケニアの「巨大な穴」が示す危機

    ケニアに突如として巨大な亀裂が出現し、アフリカ大陸の分裂への懸念が高まっている。数キロに渡る地割れは、豪雨によってさらに大きくなっているという。アフリカ大陸の分裂の可能性は以前から指摘されていた。最も有力な仮説によると、分裂を引き起こす原因は、地下で極めて高温になっているマントルプルームだという。プ ...

  • 噴火続く九州新燃岳、英メディアは「007の火山」として注目

    1960年代の映画「007は二度死ぬ」に登場した宮崎・鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)が3月1日に噴火した。噴煙は上空数千メートルまで上昇し、空の便は欠航、地元住民を不安に陥れている。新燃岳が登場したのは1967年公開の「007」。ショーン・コネリーがボンド役を演じた作品で、世界征服を狙 ...

  • 人類を襲う「地磁気の逆転」の恐怖、その時期を科学者が調査

    地球の磁気はここ数十年で急激に弱まっていることが、科学者らによって確認されている。ここから予測されるのは、北と南の磁極が入れ替わる「磁極の逆転(ポールシフト)」が近い将来に起こる可能性だ。地球史において磁極の逆転はかなり頻繁に起きているが、そのメカニズムや時期については謎めいた部分が多い。ロチェスタ ...

  • 絶望的な水不足の南アフリカ、90日後には「枯渇都市」に

    南アフリカのケープタウンが、映画「マッドマックス」のような危機に直面している。現在の状況が続けば、ほぼ90日間で水がなくなってしまうのだ。ケープタウンは先日「デイ・ゼロ」と題した日を設け、病院などを除く全ての一般国民が水にアクセスできないようにした。現地では3年間にわたり干ばつ状態が続いており、ケー ...

  • 地球誕生を描いた古代メキシコの祭壇、考古学者らが調査中

    考古学者らが地球の誕生を描いたと思われる1000年前の石造物を、メキシコで発掘しようとしている。この石造物は古代メソアメリカ人たちが信じた、地球誕生の神話を描いた祭壇だと推測されている。現地はメキシコのイスタクシワトル火山のふもとの"Nahualac"と呼ばれる地区で、地元では16世紀から祭壇の存在 ...