CONTRIBUTOR

Trevor Nace

I cover geology, earth science, and natural disasters.

I am a geologist passionate about sharing my field to a broad audience. I received my PhD from Duke University where I studied the geology and paleoclimate of the Amazon. In addition to my current career in geology, I have had the opportunity to learn and study geology around the world. Follow me on Twitter @trevornace

  • 「腎臓結石」と自然界の石の共通点を明かす画期的研究

    人間の体内の腎臓結石と自然界の石には共通点が多いことが、最近の研究で分かった。医学部の学生と地質学者らが協力し、腎臓結石が人間の健康状態を記録していることを突き止めた。科学誌「ネイチャー」が運営するサイト「Scientific Reports」に掲載された論文は、腎臓結石についての考えを覆す内容だ。 ...

  • 謎の石「ユーパーライト」発見の米男性、探索ツアーも開催へ

    米ミシガン州に住む男性が光を放つ岩石をスペリオル湖の湖畔で発見した。怪しく光るその石は「ユーパーライト(Yooperlite)」と名づけられた。石の一部は溶岩と見られている。発見したのは宝石や鉱石の商人であるリック・リンタマキ(Eric Rintamaki)で、ミシガン州のアッパー半島で、ブラックラ ...

  • 18歳が発案、ピーター・ティールも支援の「海洋ごみ回収作戦」

    プラスチックごみを海から追放する野心的プロジェクトが「Ocean Cleanup」だ。Ocean Cleanupは太平洋ごみベルト(Great Pacific Garbage Patch)に漂う、18兆個ものプラスチックごみを回収するべく、2000万ドル(約22億円)の費用を投じたごみ回収フェンスを ...

  • プラスチックごみより酷い「タバコの吸い殻」の海洋汚染

    プラスチックごみの問題が大きく報じられる一方で、タバコの吸い殻が、海に大きなダメージを与えていることはあまり知られていない。環境保護団体「Cigarette Butt Pollution Project」の発表では、年間に消費されるタバコの本数は5.5兆本にも及び、その90%がプラスチックから生成さ ...

  • 元NASAの宇宙飛行士が指揮する「地球外資源」探索プロジェクト

    地球上の天然資源のマッピングを行なう米政府機関「アメリカ地質研究所(USGS)」が宇宙に眠る資源の調査を開始した。USGSはこれまでメキシコ湾沖の油田やカリフォルニアの金鉱床など、米国の資源に特化してきたが、今後は地球外の鉱物や金属のリサーチを行なっていく。ニュースサイト「Space.com」の記事 ...

  • 北極海からブクブク噴出する「温室効果ガス」の衝撃映像

    NASAは先日、北極圏の湖の模様を収めた不気味な動画を公開した。そこには通常は氷で覆われているはずの湖が溶けて、水面をブクブクと泡立たせながらガスが立ちのぼる様子が収められていた。北極圏では温暖化の影響で、かつてないレベルの温室効果ガスの放出がはじまっている。NASAが資金援助した北極圏の調査プログ ...

  • 大気汚染で「知能レベル」も低下、中国2万5000名調査で判明

    大気汚染が健康被害につながることはよく知られているが、最新の調査により大気汚染が知能の低下を招くことが明らかになった。学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」で公開された研究は、2万5000名の中国の人々を4年間にわたり追跡したもので、数学力などの知能テストの結果と大気汚染との相関関係を調査した ...

  • 猛暑で北極の氷山に亀裂、観測史上初の異常事態に

    世界的な猛暑の影響で、北極圏で最も古く強度も強いとされる海氷が崩れ始めている。この地域は普通なら、1年を通じて氷に閉ざされているが、今年は例年より熱い風が吹き込んだことにより、2度にわたって海氷に亀裂が走った。グリーンランドの北側の海は北半球で最も海氷がとけない場所で、地球上で最後に海氷がとけ始める ...

  • 今から14億5000万年後、世界は海に沈むかもしれない

    今から14億5000万年後には地球の地殻変動が停止し、地震がなくなるかもしれない──。地球の内部では地殻変動によって常にガスや物質が循環し、火山活動や地震も発生している。しかし。科学誌「Gondwana Research」に掲載された論文によると、そのメカニズムがいずれ停止するようだ。中国地質大学の ...

  • 二酸化炭素を鉱石に吸着させるテクノロジー、研究者らが発表

    もしも、大気中のCO2(二酸化炭素)を無限に吸着できるテクノロジーが開発されたならば、温室効果ガスの排出量を削減し、気候変動を防止できるだろう。大気中のCO2の濃度を減らすためには、排出量そのものを減らすことも重要だが、大気中のCO2を除去するという道も考えられる。先日、科学者たちが鉱物のマグネサイ ...

  • 英大手銀行が発した人類への警告「地球はもう赤字状態」

    人類が必要とする資源が減少し続けているなかで、各国の政府や企業は気象変動による影響への備えが不十分だと、英国最大手の銀行「HSBC」が警告を発した。この警告は、地球が1年で再生産できる資源の量と人間が消費した資源の量が同じになる「アース・オーバーシュート・デー」の到来に合わせて発表された。この日がい ...

  • 宇宙で生まれた「未知の鉱物」がロシアの隕石から発見

    ロシアの科学者らが、宇宙に由来する新たな鉱物を発見した。鉱物が見つかったのはロシアの東部のUakit(ウアキット)という都市で発見された隕石の内部だ。この鉱物は「Uakitite(ウアキタイト)」と名づけられ、人類がこれまで地球上や宇宙で確認した、4000種類以上の鉱物のリストに新たに加わった。Ua ...

  • 死者100名以上、インドネシアM6.9地震を生んだ危険な断層

    インドネシアのロンボク島で8月5日、マグニチュード6.9の地震が発生した。揺れはバリ島でも感じられ、住民や観光客が避難を余儀なくされている。救出活動は続いているが、8月7日時点で100名以上が死亡、200人以上が負傷した。のどかな島にある住宅の半分が倒壊したとされている。ロンボク島はバリ島の東に位置 ...

  • トランプが「科学アドバイザー」に指名した異常気象の専門家

    ドナルド・トランプ米大統領が、ホワイトハウスの科学アドバイザーに気象学者のケルビン・ドログマイヤー(Kelvin Droegemeier)を指名した。上院に承認されれば、19カ月という史上最長となった同職の空席期間が終わる。ドログマイヤーは異常気象の専門家で、オクラホマ大学に33年間勤務したほか、米 ...

  • 米イエローストーンの巨大火山「大噴火の予兆説」の真実度

    米中西部の3州にまたがるイエローストーン国立公園は、かつて巨大な火山があった地域で、今も地下にはマグマが広がっており、1万以上の温泉が湧いている。そのイエローストーンの付近で大きなヒビ割れが発見され、火山が噴火するのではと大騒ぎになっている。しかし、最初にはっきりさせておくと、イエローストーンで火山 ...

  • ドローンが古代の「謎のサークル」を発見 アイルランドで

    アイルランドのボインバレーで古代の環状遺跡が発見された。現地ではここ数十年で最も深刻な干ばつが発生しており、遺跡が見つかったのは干ばつのおかげといえる。この遺跡では木の幹が柱のように立てられていたとされ、それが腐敗した結果、立っていた場所に肥沃な土が残ったようだ。その結果、周囲の植物が全て枯れたなか ...

  • ハワイでついに「新島」が出現、キラウエア噴火で

    2カ月以上も溶岩を噴出させているキラウエア火山の活発な活動によって、一夜にして新たな島が出現した。ハワイ島北部に出現したこの島は現地の火山観測所が航空機で調査中に発見し、米国地質調査所(USGS)が調査を進めている。島は直径20~30フィート(約6~9メートル)で、ハワイ島からわずか数メートルしか離 ...

  • 米アリゾナ州を「火星のような光景」に変えた巨大砂嵐

    7月9日に米アリゾナ州フェニックスを巨大な砂嵐が襲った。街中を覆い尽くした砂嵐は近代的なフェニックスの街を、まるで火星のような終末的な光景に変えた。このハブーブ(haboob)と呼ばれる砂嵐は、帰宅ラッシュ時の高速道路を視界がゼロに近い状態にした。地元警察は激しい砂埃と風速22~36メートルの強風に ...

  • 地球上で最も寒い気温「マイナス98度」 南極で記録

    北半球では夏の暑さが本格化する中、南極では地球とは思えないほどの寒さのマイナス97.8℃という史上最低気温をマークした。これは人間が数回呼吸しただけで肺から出血して即死するほどの気温だ。気温は南極で太陽が昇らない時期に衛星から測定された。学術誌「Geophysical Research Letter ...

  • カリフォルニア州で頻発の「スロー地震」が起こす巨大災害

    カリフォルニア州にあるサンアンドレアス断層では「スロー地震」が定期的に発生している。これにより、マグニチュード7以上の大地震が発生するリスクが高まっていることが最近の研究から明らかになった。サンアンドレアス断層は大地震を引き起こして来た過去があり、数百万人が影響を受ける可能性があることから、アメリカ ...