CONTRIBUTOR

Trevor Nace

I cover geology, earth science, and natural disasters.

I am a geologist passionate about sharing my field to a broad audience. I received my PhD from Duke University where I studied the geology and paleoclimate of the Amazon. In addition to my current career in geology, I have had the opportunity to learn and study geology around the world. Follow me on Twitter @trevornace

  • 絶望的な水不足の南アフリカ、90日後には「枯渇都市」に

    南アフリカのケープタウンが、映画「マッドマックス」のような危機に直面している。現在の状況が続けば、ほぼ90日間で水がなくなってしまうのだ。ケープタウンは先日「デイ・ゼロ」と題した日を設け、病院などを除く全ての一般国民が水にアクセスできないようにした。現地では3年間にわたり干ばつ状態が続いており、ケー ...

  • 地球誕生を描いた古代メキシコの祭壇、考古学者らが調査中

    考古学者らが地球の誕生を描いたと思われる1000年前の石造物を、メキシコで発掘しようとしている。この石造物は古代メソアメリカ人たちが信じた、地球誕生の神話を描いた祭壇だと推測されている。現地はメキシコのイスタクシワトル火山のふもとの"Nahualac"と呼ばれる地区で、地元では16世紀から祭壇の存在 ...

  • 80万年前の人類を襲った「巨大小惑星の衝突」の大きな謎

    およそ80万年前に巨大な小惑星が地球に衝突した新たな証拠が見つかった。東南アジアに衝突した小惑星は直径1キロほどの大きさで、衝突によって吹き飛ばされた粉塵に地表が覆い尽くされるほどの威力があったが、人類はその状況を生き延びたことになる。この小惑星の衝突は人類が絶滅しかねない規模の衝突としては、最も現 ...

  • トランプの「象牙の持ち込み」解禁令、反発を浴び保留に

    米国のトランプ政権は狩猟愛好家らが、アフリカで仕留めた象の象牙の米国内への持ち込みを解禁する決定を行ったが、強い非難を浴びてこの措置を保留とした。オバマ前大統領は2014年に象牙の輸入を禁じていた。象は米国の「絶滅危惧種保護法(ESA)」で絶滅の危機に瀕する動物に指定されており、トランプ政権が進めよ ...

  • 世界各地に現れる謎の穴「シンクホール」発生のメカニズム

    巨大な陥没穴が突然、ブラジルの農業地帯の小都市に現れ、住民らはその光景に驚いた。すり鉢状の穴の直径は65フィート(約20メートル)もあり、底なしの深さのように見えた。その巨大な穴が出現したのは、ブラジルのミナスジュライス州にあるコロマンデルという人口28000人の小都市だ。コーヒー、大豆、トウモロコ ...

  • インターネットを1000倍速くする驚異の物質

    1830年代にロシアで発見された希少な鉱物が、インターネットの速度を現在の1000倍に速める切り札になるかもしれない。その鉱物の名は「ペロブスカイト(perovskite)」。近年の研究により、驚くべき特性を秘めていることが明らかになった。ペロブスカイト(CaTiO3)はチタン酸カルシウムの鉱物名で ...

  • 謎の巨石文化、イースター島のモアイ像を作った人々のルーツ

    かつて文明が繁栄し、その後消滅したイースター島は、私たちの想像と好奇心をかきたてる場所だ。島民はどこからやって来て、外部の人々とどのような接触を持っていたのか。それらの謎の一部が、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のチームが行った人骨のゲノム解析の結果、明らかになった。南太平洋に浮かぶ孤島、イースタ ...

  • 2018年は「巨大地震頻発」の年に、地球物理学者らが警告

    科学者たちは2018年、世界各地で大地震が頻発する可能性が高いことを指摘している。地球の自転速度は一定の周期で変動しているが、現在は自転速度が一日あたり数ミリ秒分低下しており、来年から回復する周期にあたるという。人類が地球の自転速度の変化を体感することはできないが、地球物理学者らは地球の自転速度を極 ...

  • サッカーの熱狂で「地震」発生、ペルーW杯決戦で起きた珍事

    11月15日に開催のロシア・ワールドカップ大陸間プレーオフで、南米代表のペルーがニュージーランドに圧勝。ペルーは1982年以来初めてのワールドカップ本大会出場を決め、スタジアムは熱狂に包まれた。観客らの興奮は前代未聞のレベルに達し、ペルーの首都リマの地震観測所の針を揺らしたことが世界的ニュースになっ ...

  • 中国が異次元の「環境規制」 数万カ所の工場が操業停止に

    中国はこの数カ月で数万の工場を閉鎖し、かつてない勢いで汚染対策に取り組んでいる。国をあげた環境対策は、製造業に広範囲な影響を及ぼしている。環境保護当局の監査で、中国の全工場の40%が少なくとも一時的に閉鎖されたとの試算もある。また、監査の結果、8万カ所以上の工場が罰金や刑事罰を受けた。当局は監査時に ...

  • ダイヤモンド業界騒然の「若いダイヤ」 オランダの学者が発見

    オランダ・アムステルダム自由大学の地質学者たちが、“若いダイヤモンド”を発見した。この発見は一般消費者に大きな影響はないが、ダイヤモンド業界にとっては一大ニュースだ。ダイヤモンドの生成には、極度の高温と高圧が必要とされる。これまで、そのような環境は地球誕生初期の地中深部にのみ ...

  • 人間は森で暮らしたほうが幸福になれる、ドイツの研究報告

    人間は森の近くで暮らしたほうが、幸福な時間が過ごせる。都市部で生活するにしても、出来るだけ自然の森に近い場所を選んだほうが、ストレスの少ない生活を送れるという研究リポートが科学誌「ネイチャー」が運営するサイト「Scientific Reports」に掲載された。これはドイツのマックス・プランク研究所 ...

  • 南極海に出現した「巨大な穴」の謎 潜水ロボットが調査中

    南極海を覆う分厚い氷に巨大な穴が出現し、科学者たちを驚かせている。穴の大きさは米国のメイン州の広さに匹敵し、そのサイズは約8万平方キロメートルに達している。昨年の同じ時期にも、これよりやや小さめの穴が出現しており、科学者らはこの原因を突き止めようとしている。この現象は専門用語でポリニヤ(polyny ...

  • 「地球平面説」を主張のラッパー、100万ドルの資金調達を画策中

    米アトランタ出身のラッパー、B.o.B は数年前から「地球は平たい」との主張を展開しはじめて世界を驚愕させている。冗談としか思えないかもしれないが、彼は真剣だ。現代でもなお地球が平らであることを信じる人は数多く存在しており、B.o.Bもその一人だ。“地球平面説”を唱える人々は ...

  • 道路の雪が自然に溶けるコンクリート、米研究チームが開発

    厳しい冬の到来を前に、科学者らが道路の除雪作業を不要にする画期的テクノロジーを発見した。米ペンシルベニア州のドレクセル大学の研究チームは、コンクリートの路面にパラフィンワックスを塗布すると、積もった雪が自然に溶けることを発見した。米国では毎年1700万トンから2000万トンの道路用塩が、路面の凍結や ...

  • 巨大すぎて売れないダイヤの原石「希望価格77億円」の輝き

    巨大すぎるダイヤモンドには値段がつかないこともある。昨年開催されたサザビーズのオークションに、テニスボールほどのサイズのダイヤモンドの原石が出品されたが、入札額は出品者が設定した最低金額に届かなかった。つまり、大きすぎて売れないのだ。問題の1109カラットのダイヤモンドは、カナダの探鉱会社ルカラダイ ...

  • DIY気球で撮影した「高度23キロ」の世界 英国の大学生が公開

    イギリスのレスター大学の学生が2016年12月、高高度気球(成層圏などの高層大気に放たれる気球)を打ち上げた。これは大気汚染を監視するための電子制御機能のテストを目的としたものだった。実験の様子はGoProの魚眼レンズで収録され、ユーチューブで公開されている。気球は高度23.6キロまで上昇した。最大 ...

  • 世界が仰天の中国「パンダ型発電所」 白黒もクッキリ

    再生可能エネルギーへの取り組みを強化する中国は、広さ約1000平方メートルの「パンダ型太陽光発電施設」を完成させた。この施設には中国政府が世界に対し、再生可能エネルギーへの注力をアピールする狙いがあると見られる。この発電施設は中国北部の山西省大同市に建設された。建設を提案したのは熊猫緑色能源集団(P ...

  • 地球から「酸素が消えていく」謎 プリンストン大教授らが指摘

    地球上の酸素量が減少し続けていることが、プリンストン大学のダニエル・ストルパー(Daniel Stolper)教授の研究により明らかになった。教授はグリーンランドや南極の氷に含まれる気泡を調査し、その結果をサイエンス誌に発表した。氷の中の気泡を調べることで、古生代からの大気組成の変化を調べるとこがで ...