石井 節子

フォーブス ジャパン ウェブ編集部 エディター

モルガン・スタンレー証券でエディターとして勤務後、2000年アマゾンジャパン立ち上げに携わり、ブックス・カテゴリーマネジャーとして特集ページや書評編集を行う。出版社イースト・プレス翻訳課編集長を経てアマゾンジャパンに復職、スマートスピーカー「アマゾンEcho」開発チームのPersonality Editorとして、AIアシスタント・アレクサの応答を担当。2018年12月から現職。
Twitter @i_chelsea

  • 欧米で豆腐ブームが拡大。「家畜の大量安楽死」との意外な関係

    コロナ禍の欧米で「豆腐」が売れている。背景には、新型コロナウイルスの感染が、移民労働者が密集して働く食肉加工工場で著しく広まったという事実がある。ハンバーガー好きで知られるトランプ大統領が4月に、「食肉加工工場を閉鎖するな」との大統領命令を出したことは話題になったが、それでも米国内の食肉加工工場は次 ...

  • 玄関を開けたらバスケットコート。「レクリエーションしながら」暮らす家

    自宅玄関外に設置されたボードつきのバスケットゴールや、ガレージや自宅前の駐車スペースにしつらえられた小さなバスケットコートなら、誰でも見たことがあるはずだ。アメリカの映画でも、主人公と友人たちが、ビルとビルの間の空き地に作られたバスケットコートでシュートを決めるシーンがしばしばある。だが、「玄関ドア ...

  • コロナショック下でなぜ、人は「咀嚼音」に惹かれるのか

    コロナ禍で多くの「音フェチ」に愛し直されている癒し系サウンドがある。「ASMR」といわれる音コンテンツだ。ASMRとは「Autonomous Sensory Meridian Response」、直訳すると「自律感覚絶頂反応」。その音を含む動画は、ユーチューブだけで5億回以上再生されている。 人気コ ...

  • 儚くも荘重、数百トンの優美。即興芸術「砂像彫刻」を極める

    保坂俊彦。日本には数名しかいないプロの「砂像アーティスト」だ。2017年、保坂は、台湾のビーチで行われた砂像アートの世界一を決める大会「福隆国際砂彫刻芸術季2017」で優勝、一躍世界から注目を集める。また、2019年には、自身が制作した砂像アートが、地球環境の変化を特集した米「TIME」誌(9月23 ...

  • 屋根は観客席。805平米のスタジアムに建つ「登れる家」

    その家は、田園風景のど真ん中、佐賀平野の北部に建つ。山の向こうは福岡県だ。敷地は803平米。フットサルコートとほぼ同じ大きさだ。西側には公民館と神社、そして農地が広がる。建主は江頭洋明氏だ。実はここは、屋根と敷地の関係を「観客席とグラウンドの関係」に見立てた、「屋根に登って大地を見下ろせる家」である ...

  • ジャック・ドーシーの後悔。ツイッター創業時に「しなかったこと」

    ニューヨーク・タイムズの人気ポッドキャスト番組「ザ・デイリー」で8月7日、「Jack Dorsey on Twitter’s Mistakes(ジャック・ドーシーがツイッターの誤ちを語る)」が配信された。冒頭、インタビュアーであるマイケル・バーボラ記者の「あなたは自分を地球上でもっともパ ...

  • 中学受験で「社会」を後回しにすると危険な理由

    中学受験を考える小学生の保護者諸氏に問いたい。わが子には国語、算数に重点的に時間を割かせ、「社会は暗記もの、最後に追い込めばいいや」と考えていないだろうか。その思い込みはひょっとすると、取り返しのつかない後悔につながるかもしれない。なぜなら、中学受験は4教科の総合点の勝負であり、社会の1点も算数の1 ...

  • ビデオ会議の「ピンチ」で格を上げる人、下げる人

    月例、週次の会議がリモートになった、という企業が増えている。さらにクライアントとの会議、商談もZoomがデフォルト、というケースも多いのではないか。転職市場でも「リモート」の勢力は絶大だ。グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパンの調査によると、実に約9割、去年の「2 ...

  • 甘やかな「警官保護」システムの存在? 5年前、NYで黒人男性を圧死させた警官は今

    アメリカで黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警察官に圧迫死させられた事件から2週間たっても、アメリカ全土では抗議デモがやまない。6月9日現在、少なくとも9300人以上が逮捕されている。だが、白人警官が「チョークホールド(絞め技)」で黒人男性を死に至らしめた例は今回が初めてなわけではないのだ。 201 ...

  • 人生100年時代の暮らしは血縁より「友縁」? 老後のシェアライフを考える

    新型コロナウイルスの感染拡大は、世界に歴史的な規模のショックを与えた。今後、ウィズコロナ時代を迎えるにあたって、物理的にどこに住み、誰と暮らすか(誰の近くに暮らすか)は、これまでよりもさらに大きな意味を持ってくるに違いない。実は、筆者には、そのことを考え直す機会が2度ほどあった。まだ新型コロナウイル ...

  • 「マイノリティ言語が母国語」は強い ハリウッドで学んだコミュニケーション術

    近谷浩二は、日本文学を海外に「輸出」する活動を行う翻訳出版プロデューサーだ。白石一文氏、田口ランディ氏らの海外出版の代理人を務めるほか、綿矢りさ氏、中村文則氏、角田光代氏らを海外の文学イベントに推薦・随行するなど、旺盛に日本文学を海外に広めてきた。また、新型コロナウイルスの感染拡大によって外出を控え ...

  • アーノルド・シュワルツェネッガー自演、在宅ワークアウト9種

    新型コロナ感染拡大による在宅期間が延びる昨今。映画「ターミネーター」で知られ、カリフォルニア州知事も務めた米国の俳優で元政治家のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、ある行動に出た。 無名時代は「46階分の階段」を駆け上がるエクササイズ アメリカの投稿サイト「Reddit」、ならびにオンライン画像共 ...

  • コロナ禍で採用凍結や選考ストップ 前向きに乗り切るには?

    企業の社員教育と採用のコンサルティングなどを行うJAIC(ジェイック)が4月2日に実施した調査によると、コロナ感染拡大、緊急事態宣言、経済への影響などで「説明会・面接が中止になった」経験がある就活生が9割以上との結果が出た。最終選考の日程が未定で、すでに内定の出た企業への返事ができずに困る、との声も ...

  • マイクロソフト、グーグル、アマゾンを経て沖縄移住。大空を仰ぎ、極める世界ビジネスとは

    「仕事は本当に、地球上、どこにいてもできますね。場所に縛られるオフィスはもういらないんじゃないかと」藤澤聡明。マイクロソフト、グーグル、そしてアマゾンと、世界のトップ企業で重責を次々に担った後、2018年に突如、沖縄県浦添市に移住し、周囲を驚かせる。「那覇市の少し北側で、自宅は『キャンプキンザー(ア ...

  • 世界を驚嘆させる日本人曼陀羅作家は「ある夜の奇妙な衝動」から誕生した

    「版権エージェント」という仕事がある。海外の著作物を日本で翻訳出版する際の作品発掘の「目利き」や版元と作品の「縁組」、そして契約関係の書類手続きや管理の「代行」など、世間にはあまり知られていない仕事だ。国内外から注目される「曼陀羅アート」を制作し続ける異能の画家、田内万里夫のキャリアは、意外にも、こ ...

  • 樹木希林最後の主演映画『あん』原作者+異能の曼陀羅作家。2人の奇跡のコラボとは

    ある異能の画家とベストセラー小説家のコラボレーションから生まれた不思議な「大人のためのぬりえ本」がある。ひとり出版社である「猿江商會」から出版された『心を揺さぶる曼陀羅ぬりえ』だ。読者が彩色する前提で白黒印刷された、複雑に絡まる線描作品。その1つ1つに短い「言葉」が付されている。線描画の描き手は、ギ ...

  • 親の老いとどう付き合うか。衰えた親をみる「痛み」とどう折り合うか

    昨年、映画化されて話題を呼んだ平野啓一郎の小説、『マチネの終わりに』の中に、主人公の世界的クラシックギタリスト・蒔野聡史が次のように語るシーンがある。「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去 ...

  • 「陸上の港」が物流の世界にもたらす革新|トップリーダー X 芥川賞作家対談 第2回

    「2つ以上の専門分野を持つことの強み」が言われ始めている昨今、実業 x クリエイティブで成果を結び、新しい才能として各界から注目を集めている人物がいる。上田岳弘、小説『ニムロッド』で第160回芥川賞を受賞した彼は、その登場によって「日本文学はB.U.(Before Ueda 上田以前)とA.U.(A ...

  • カルロス・ゴーン「日本にいる全外国人、気をつけろ」会見後発言をどう見るか

    特別背任容疑で逮捕された日産自動車カルロス・ゴーン前会長の「逃亡」が世間を賑わせて久しい。1月9日にはレバノン・ベイルートで、2018年11月の逮捕以来初の記者会見が行われ、世界から約100人の記者が集まった。偽証容疑で東京地検特捜部から逮捕状が出ている妻のキャロルとともに登場したゴーンが、自身の逮 ...

  • 「国や社会に対する意識」18歳調査。日本と世界の回答に驚異的乖離

    民法改正を受けて、2022年4月には成人年齢が18歳に引き下げられる。そんな中、日本財団が2019年9月下旬〜10月上旬に「18歳意識調査」を実施した。インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツ、そして日本の17~19歳、各1000人を対象に、「国や社会に対する意識」を聞 ...