竹内は、過去の自身の子育てへの反省から、子どもと親が一緒に楽しめるコミュニケーションツールをつくろうと考えた。そこでヒントになったのが、シリコンバレーでの出来事だ。竹内は現地で起業家向けのシェアハウスを2010年から7年にわたって運営し、世界各国から通算で6000人以上を迎え入れた経験をもつ。そのなかで住人同士の仲が深まる大きなきっかけとなったのは、食を通じたコミュニケーションだったという。
「国や年齢が異なっても、食卓を囲むことで家族のようになっていく。食は人間の根本的なコミュニケーションツールだと感じました」(竹内)
そこからグローバルでの展開を想定し、保存料を使わずに常温保存可能なクッキー生地を3年ほどかけて開発。現在は日本国内で販売を始めており、アメリカでのローンチに向けて動いている。目指しているのは「レゴ」だと、竹内は言う。
「アニメや映画のIPとのコラボレーションやSTEAMをはじめとする教育への活用など、幅広く展開するサービスにしていきたいですね」(竹内)
紹介したふたりに限らず、各コミュニティメンバーのブースがにぎわいを見せていたことは、いまのスタートアップシーンの勢いを示していると言えるだろう。起業家の話を前のめりに聞く参加者の姿も、数多く見られた。この中から著しい成長を遂げ、ユニコーンとして世界に羽ばたく企業が現れることを期待したい。
Forbes JAPAN RISING STAR Meet-up 2024 出展企業
00AI
EQ&T
Atlas
Powder Keg Technologies
Puff
三井住友フィナンシャルグループ
immedio
アウトラウド
ハイウェイ
TANZAM
アルゴ式
スルミ
BIOTECHWORKS-H2
ハリイ
at FOREST
STARS
ウェブノ
JobTales
Coloridoh
Greenphard Energy
大熊ダイヤモンドデバイス
リバスキュラーバイオ
エンドファイト
セルクラウド
anchorage
デル・テクノロジーズ
ハハカラ
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