MacRumorsによると、iOS 17.1.1が数日以内にリリースされる可能性があるという(編集部注:11月8日、iOS 17.1.1が配信された)
この新しいソフトウェアの証拠はウェブサイトの分析ログで見られたとMacRumorsは主張しており「次の1〜2週間以内」にリリースされる可能性がある。
iOS 17.1.1の存在が推測されるということは、iOS 17.1に修正が必要であることを示唆しており、iOS 17.2まで待つのは遅すぎるのかもしれない。では、これは何を意味しているのだろうか?
小規模なアップデートはほとんど常にバグの修正や問題の解決を目的としており、新機能の導入よりもそちらが重点となる。
IOS17.1をインストールした後、バッテリーの持ちが悪くなったと指摘するユーザーもいたが、私の調査ではあまり広範囲にわたっているとは思えなかった。それでも、これがアップデートの焦点の1つになる可能性はある。
iPhoneが夜のうちに自動的にオフになるという経験をしたユーザーならば(朝起きた時にFace IDではなくパスコードを入力する必要があるのが手がかりだ)、この問題がiOS 17.1では解決されなかったことをご存知だろう。なので、その解決は次のソフトで登場するかもしれない。
BMWの一部車両におけるワイヤレス充電の問題など、未解決の問題は他にもある。あるいは、iOS 17.2の最も初期のベータ版で見られたワイヤレス接続の修正が、アップルが緊急だと判断した場合には前倒しされるかもしれない。
同様に可能性があるのは、セキュリティ問題のような、私たちが何も知らない何かかもしれない。アップルはセキュリティ問題が解決されるまで、その存在を決して明かさない。だから、それは単純でありながら重要なことかもしれない。
確実にわかっているのは、iOS 17.1.1とされるアップデートは、アップルが2023年5月に導入した「ラピッドセキュリティレスポンスアップデート(RSR)」ではないということだ。登場後すぐに、RSRはOSのマイナーバージョンにのみ適用されると説明されたが、iOS 17.1はマイナーバージョンではない。しかし、iOS 17.1.1は、バージョン名にさらに小数点が追加されているのでマイナーバージョンに相当する。よって、iOS 17.1.1の後に、たとえばiOS 17.1.1(a)という名のRSRが続く可能性もある。そうなるといっているのではなく、iOS 17.1.1はRSRではなくアップデートだと指摘しているだけだ。
アップルは火曜日にアップデートをリリースすることを好むので、米国時間11月7日か11月14日がiPhoneのアップデートのリリース日となるだろう。
(forbes.com 原文)