スポーツ

2023.03.28 21:40

大谷翔平、今季「最も稼ぐ野球選手」に 大リーグ史上最高の85億円

もっとも、この1年の契約で収入が大幅にアップした大リーグ選手は大谷だけではない。上位10人の今シーズンの合計収入は税金と代理人手数料を引く前で4億3600万ドル(約570億円)となり、過去最高だった昨シーズンの3億7700万ドルからさらに15%増える見通しだ。オフシーズンにジャッジが9年3億6000万ドル(約470億円)、カルロス・コレア(ツインズ)が6年2億ドル(約260億円)、ジャスティン・バーランダー(メッツ)が2年8670万ドル(約114億円)といった大型契約をした結果だ。バーランダーの今シーズンの年俸4330万ドル(約56億8000万円)は、メッツのチームメイトのマックス・シャーザーと並び、繰延金を除いたグラウンド内の収入としては球界最高だ。

大リーグ選手の2023年シーズンの収入トップ10は次のとおり。

1位 大谷翔平(エンゼルス):6500万ドル
(グラウンド内3000万ドル、グラウンド外3500万ドル)

2位 マックス・シャーザー(メッツ):5930万ドル
(グラウンド内5830万ドル、グラウンド外100万ドル)

3位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース):4450万ドル
(グラウンド内4000万ドル、グラウンド外450万ドル)

4位 ジャスティン・バーランダー(メッツ):4430万ドル
(グラウンド内4330万ドル、グラウンド外100万ドル)

5位 マイク・トラウト(エンゼルス):3950万ドル
(グラウンド内3550万ドル、グラウンド外400万ドル)

6位 アンソニー・レンドン(エンゼルス):3820万ドル
(グラウンド内3800万ドル、グラウンド外20万ドル)

7位 カルロス・コレア(ツインズ):3700万ドル
(グラウンド内3600万ドル、グラウンド外100万ドル)

8位 ゲリット・コール(ヤンキース):3650万ドル
(グラウンド内3600万ドル、グラウンド外50万ドル)

9位 コーリー・シーガー(レンジャーズ):3600万ドル
(グラウンド内3500万ドル、グラウンド外100万ドル)

10位 ノーラン・アレナド(カージナルス):3520万ドル
(グラウンド内3500万ドル、グラウンド外20万ドル)

グラウンド内の収入には選手の基本給のほか契約金や繰延支払い分が含まれる。個人やチームの成績に基づく報奨金は入れていない。グラウンド外の収入は業界関係者の話を基に算出し、エンドースメント契約やライセンス付与、出演料、記念品、本人が運営する企業からの現金収入が含まれる。利払いや配当といった投資収入は除外しており、税金や代理人手数料は控除していない。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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