11月23日に公開された「ウェンズデー」の第1シーズンの視聴時間は、初週(27日まで)に3億4120万時間以上に達し、「ストレンジャー・シングス4」が6月に達成した最高記録の3億3500万時間を上回ったとネットフリックスは発表した。
ただし、配信開始から28日間の記録では現在も「ストレンジャー・シングス4」が首位に立っている。この作品は、28日間で13億5000万時間視聴され、英語のドラマとして最も視聴されたシリーズとなっている。
英語以外の作品を含めると、ネットフリックスでこれまで最も視聴されたドラマは2021年の「イカゲーム」で、配信開始後の28日間で16億5000万時間視聴されていた。
ネットフリックスで28日間で最も視聴された英語のドラマのトップ10作品のうち、半分が今年公開されたタイトルだ。「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」は8億5620万時間、「ブリジャートン家」のシーズン2は6億5620万時間、「令嬢アンナの真実」は5億5510万時間、「オザークへようこそ」のシーズン4は4億9100万時間を記録していた。
今年のネットフリックスは過去最大級のトラフィックを獲得した一方で、10年ぶりに加入者数の減少を報告した。年初からの6カ月で100万人以上が退会したが、その後は回復している。
「ウェンズデー」は、映画「アダムス・ファミリー」の長女のウェンズデー・アダムスを主人公にしたテレビシリーズで、ヒロインのウェンズデーをジェナ・オルテガが演じ、母親のモーティシア役をキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じている。
(forbes.com 原文)