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2022.11.30 11:30

フォーブス「30 UNDER 30」発表 起業で世界を変える若手600人

左:アイオウ・エディバリー(Photo by: Nathan Congleton/NBC via Getty Images)、右:ジョエル・エンビード(Photo by: Nathan Congleton/NBC via Getty Images)

左:アイオウ・エディバリー(Photo by: Nathan Congleton/NBC via Getty Images)、右:ジョエル・エンビード(Photo by: Nathan Congleton/NBC via Getty Images)

フォーブスは29日、北米の若手イノベーターを表彰する毎年恒例の「30 UNDER 30」リストを発表した。

同リストでは、世界のさまざまな問題の解決に挑む起業家を中心に、30歳未満の人物を20分野から各30人、計600人選出している。

12回目となる今年は、選出された面々の多様性が際立った。ほぼ半数が有色人種だったほか、5分の1以上が移民で、出身国の総数は46カ国に上った。また、25歳未満のZ世代の割合は過去最高の22%だった。

リスト作成に当たり、審査員としてシンガーソングライター・俳優のジョー・ジョナスや、デザイナー・ファッションブロガーのアミー・ソング、メーキャップアーティスト・作家でボビイ・ブラウン・コスメティクス創業者のボビイ・ブラウン、米法人向けソフトウエアを開発するGitLab(ギットラブ)のシド・シブランディ最高経営責任者(CEO)ら、各分野のエキスパートを起用した。

今年の600人が起業のために調達した資金の総計は53億ドル(約7400億円)で、昨年の10億ドルの5倍となった。

今年の主な顔ぶれとしては、4000万ドルを調達し、安価で安全な卵子採取を実現する企業Gameto(ゲミト)を創業したディナ・ラデンコビック(27)や、一般視聴者と批評家から高い評価を得たコメディードラマ「一流シェフのファミリーレストラン」に出演するアイオウ・エディバリー(27)、5300万ドルを調達し温暖化問題に取り組む企業Heirloom(エアルーム)を創業したノア・マックイーン(26)、米プロバスケットボールNBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属するジョエル・エンビード(28)らがいる。

今年の「30 UNDER 30」リストはフォーブス英語版サイトで公開されている。

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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