ヤマハがホテルの部屋づくり、FRP製カプセルホテルユニットを開発

「FRP製カプセルユニット」 左は開発時の1/8縮尺の3Dプリンター製モックアップ

ヤマハ発動機がナインアワーズと共同でカプセルホテル用の「FRP製カプセルユニット」を開発した。ナインアワーズが運営する都市型カプセルホテル「9h大手町店」に8床を納入し、今後も順次提供する予定。

ナインアワーズは、最高品質の睡眠の提供を目指しており、デザイン性が高く、気密性や防音性能に優れたカプセルユニットを探していた。一方のはヤマハ発動機は、ボートやプールなどの制作で培ったFRP成型に関する設計、技術を行かせる領域のソリューション提供を目指していた。

開発された「FRP製カプセルユニット」は、従来ロールカーテン式だった入口扉を防音製に優れるよう設計したり、意匠性の高いデザインや肌触りの優しい表面仕上げにするなどして
、快適な空間を提供しているという。さらにボディーを従来型の6分割から4分割に減らすなどして部品点数を削減し、低コスト化や生産効率をあげる工夫もしている。

ナインアワーズは、さらなる睡眠を追求するため、睡眠状態のセインシングなど新たなテクノロジーに取り組む計画もあるという。

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