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全米規模の人材あっせん会社ベッツ・リクルーティングの創業者であるキャロリン・ベッツは、成功した起業家のひとりである。彼女が自身の成功の理由として挙げているものはいくつかあるけれど、なかでも重要だと考えているのは、社会で働き始めてから自分の会社を立ち上げるまで、長いあいだ歩合制で働いていたというものだ。

ベッツによると、歩合の割合が高い仕事をするのは、企業を経営するのと多くの点で似ているという。彼女が歩合制の仕事で学び、その後の会社経営でも役に立っているとする心得を紹介しよう。

ハッスル、ハッスル、ハッスル


ハッスルカルチャーはこのところ批判されることが多く、それはもっともなことでもある。けれど、歩合制で働く場合、やればやるほど得られるものは大きくなる。「手を取って、代わりに物事を進めてくれるような人はいません」とベッツは言う。「そもそも歩合制では、本気で頑張らなければお給料を得られないし、きっと素晴らしいライフスタイルを送ることもできないでしょう」

打たれ強くなる


といっても、どうやったら頑張り続けられるのか。ベッツによれば、その肝は打たれ強くなることにあるという。彼女はそれを、「イエローページ」で広告を販売していた2000年代初めに身をもって学んだそうだ。「断られたり、目の前でドアを閉められたりしたことが何度あったことか」

成功した販売の裏には、失敗した販売が山とある。けれど、失敗にめげて起業家が挑戦をあきらめるようになれば、社会は全然違ったものになってしまうはずだ。「自分のことを嫌う人にも会うでしょうが、そうした人のことを気にしすぎないことです。むしろ、疑問や、初めにぶつかるかもしれないものを理解するように努めましょう」

辛抱強くなる


起業家に求められるのは忍耐力に尽きるとも言える。「取引がだめになる、物事がうまくいかない、相手に支払いをしてもらえない、といったようなことはよくあります」とベッツは語る。しかし「こうした経験は、実はビジネスへの素晴らしい手引きなのです。なぜなら、それらを通じて、成功するために踏む必要のあるプロセスがわかってくるからです」

起業家になりたいが、自分にはたして会社を経営する能力があるのか見極めたいと思っている人は、まず歩合制の仕事から始めてみるのがよさそうだ。「完全歩合制の仕事となると、浮き沈みがかなりきついでしょうが、それは自分の会社を経営するのとよく似ています。歩合制で働くというのは、ほかの人の会社内で自分の事業を営んでいるようなものなのです」

楽しみながら頑張りましょう!

編集=江戸伸禎

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