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ツイッターは1月25日、「バードウォッチ(Birdwatch)」と呼ばれるパイロットプログラムを立ち上げ、クラウドソーシングの仕組みを用いてファクトチェックを行い、誤情報と戦っていくと宣言した。

バードウォッチは、「バードウォッチャー」と呼ばれる一般ユーザーが、誤情報を含むと思われるツイートを特定し、より多くの情報や文脈を含むメモを書くことを可能にするものだ。登録したボランティアが記事の正確性を確認するための書き込みを行い、更新や編集を手がける点で、ウィキペディアに類似している。

誰もがバードウォッチャーに申し込むことが可能だが、唯一の要件は有効な電話番号やEメールを登録することと、ツイッターで最近、規約違反を犯していないこととされる。

バードウォッチャーのメモはツイートの下に表示される。さらに、システムの悪用を防ぐために、書き込みには別のバードウォッチャーからの評価が与えられ、ランキングに反映される。

このプログラムは現在、試験的なもので、別のウェブサイトを介してのみ利用可能だが、ツイッターはこのプログラムを最終的に、ツイッターの全ての部分に拡大したいと考えている。

ツイッターは試験期間中に、バードウォッチが特定の勢力による情報操作に支配されたり、バイアスを含む意見に偏ったりしないようにすることに、フォーカスすると述べている。

「当社はこのアプローチが、誤解を招く情報が拡散した際に迅速に対応することを可能にし、価値ある情報を加えるポテンシャルを秘めていると考えている。幅広い多様なユーザーが参加することで、世界のユーザーのツイートに、直接メモが表示される状態を目指している」と、ツイッターのバイス・プレジデントのキース・コールマンは公式ブログで述べた。

ツイッターは長年、誤情報への対応に苦慮してきたが、今年に入り、以前よりも積極的な行動を開始した。同社は、ドナルド・トランプ元大統領や他の政治家の新型コロナウイルスや選挙結果に関するツイートのファクトチェックを行った。

その際に追加されたラベルには、信頼できる情報を提供するメディアやその他の機関へのリンクが盛り込まれた。ツイッターは最終的に、トランプが米議事堂での暴動を扇動するツイートを行ったとして、彼のツイートを完全に禁止した。

しかし、バードウォッチの設立の意図は、「何者かが我々のルールを破ったり、広く世間の注目を集めたりする状況」を超えて、これらの取り組みを拡大することにあるとコールマンは述べている。

編集=上田裕資

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