ダイエットの鍵は「胆嚢と胆汁」 栄養士が提唱する新常識

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苦いハーブには、苦い野菜や果物と同じように消化を助ける働きがある。

ハーブや樹皮などでつくった「ビターズ」と呼ばれる飲み物がある。これは名前の通り苦い味が特徴で、昔から胃腸の薬として飲まれてきた。ビターズの原料はすべて植物なので、ビーガンやベジタリアンでも問題ない。自分でオリジナルのビターズをつくってもいい。

苦い野菜やハーブ以外にも、胆嚢と胆汁に効く食材やサプリメントは存在する。

たとえば食材なら「ビーツ」「アーティーチョーク」など、ハーブなら「コリンソニアの根」、
サプリなら「コリン」「タウリン」「膵リパーゼ」「オックスバイル」などが主なものだ。

これらをうまく活用し、胆汁の流れを改善することで、代謝が良くなり、体の不調も改善されることが期待できる。ダイエットの成果を出したい人、健康体を目指したい人はぜひ参考にしてほしい。

カラダが脂肪燃焼マシンに変わる 代謝革命ダイエット
アン・ルイーズ・ギトルマン/著 桜田 直美/訳 

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アン・ルイーズ・ギトルマン◎栄養学博士、米国認定栄養士。コロンビア大学で栄養教育学の修士号、アメリカ栄養大学で認定栄養士の資格をそれぞれ取得。ホリスティック栄養学の博士号を持つ。30冊以上の著作があるニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家でもある。これまでにベルビュー病院小児科の栄養学主任、カリフォルニア州サンタモニカにあるプリティキン長寿センターの栄養学ディレクターを歴任。現在は建築バイオロジーとエコロジーの国際学会、栄養療法協会、およびクリアパッセージ(自然医療団体)の諮問委員会メンバーを務める。

『カラダが脂肪燃焼マシンに変わる 代謝革命ダイエット』(かんき出版)より

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