テクノロジーが現実の体験を完全に補完できないのは事実だ。しかし皆が遠隔勤務をしている状態でも、同僚と楽しい時を過ごすことはできる。以下に、いくつかのアイデアを紹介しよう。
1. オンライン飲み会を企画する
各自が飲み物を準備して、Zoomを通じて集合する。まずは緊張をほぐすため、それぞれに何を飲んでいるか、どうやって作ったかを聞いてみよう。さらに、それぞれの好みの飲み物を尋ねてみる。互いの意外な共通点を見つけられることだろう。
オンライン飲み会は、バーの体験を再現するとともに、その日の仕事の終わりを正式に示す良い方法となる。
2. よりクリエイティブなブレインストーミングをする
これは私が気に入っているチーム会議だ。間違ってはいけないとか、たくさん発言しなければならないというプレッシャーがなくなり、形式もよりカジュアルで、誰かがテーマをひとつ挙げ、参加者はそれに対してアイデアを自由に出し合う。アイデアは必ずしも実行に移す必要はない。参加は強制せず、オープンなスペースでただクリエイティブなやり取りをしよう。Zoomでの開催とは違う形になるが、チャットなどの機能を利用して会話を続けることもできる。
こうしたクリエイティブなブレインストーミングは、チームが必要とする和やかな場を提供し、ストレスを軽減してくれる。
3. ビデオ通話で個別面談をする
率直に何でも打ち明けられる場を設けることで、部下は上司から気遣いやサポートを受けていると感じられる。1対1の対話の方法を、より親密さを感じられるビデオ通話に変えてみよう。