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Photo by Drew Angerer/Getty Images

イーロン・マスクは4月29日、米国の多くの州がロックダウンを継続していることを愚かだと非難し、外出禁止令を解除せよという右派勢力の主張に賛同した。

マスクはツイッターに「フリー・アメリカ・ナウ」と投稿し、「自由を取り戻せ」と呼びかけた。彼はさらに、テキサス州の経済活動再開を称賛するニュース記事のリンクを投稿した。

テスラCEOのマスクはまた、トランプ支持者の投稿に「同意見だ」とリプライした。「今回のパンデミックで最も恐ろしいのは、ウイルスそのものではない。米国人が腐敗した政治家の意見に、たやすく操作されてしまうことだ」と、そのアカウントは述べていた。

マスクはこれに先立ち、トランプのコメントを引用し、強行な社会隔離措置からの「自由化」を呼びかけていた。彼のパンデミックに対する奇妙な主張は、ここ数カ月、批判を浴びている。

マスクは3月16日のツイートで、臨床試験で有効性が実証されていない抗マラリア薬のクロロキンやヒドロキシクロロキンを用いた治療が「有望だ」と述べていた。その数日後には、「4月末には米国の新規感染者はゼロになる」という誤った予測を行った。

さらに、マスクは3月中旬にサンフランシスコの当局が、感染拡大の防止のため、企業らに業務の停止を求めた際、これに反発する姿勢を見せた。しかし、3月末になると態度を一変させ、フリーモント工場で人工呼吸器を製造し、ニューヨークやカリフォルニア州の病院に寄贈すると宣言した。

各州が初期に発動した自宅待機命令は4月末には終了し、ジョージア州やテキサス州などは、徐々に経済活動を再開させている。一方でバージニア州やイリノイ州は真逆のアプローチをとり、少なくとも5月末までロックダウンを続ける方針だ。

ただし、世論調査によると米国人の大多数は、早すぎる外出制限の解除に懸念を示している。公衆衛生の専門家らも、ロックダウンの解除を急いだ場合、感染拡大が再発すると警告している。

編集=上田裕資

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