この取り組みに最も熱心な都市であるロンドンでは、大規模な催しが予定されている。テムズ川に架かるタワーブリッジでは、早朝にヨガのセッションが開催され、クラシック自転車の催しも行われる。
当日は市内の自転車タクシーが無料で利用可能になり、イベントの主催者は15万人のロンドン市民が街に繰り出し、自動車が消えた都市の魅力を発見すると期待している。9月22日はロンドン市内の20マイル以上の道路から自動車が締め出され、住宅地の街路は子供たちの遊び場になる。
ロンドン市長のサディク・カーンは「世界最大規模のカーフリーデーのイベントを開催できることを誇らしく思う。自動車や渋滞が消えた街を見て、人々は新たな都市の魅力を発見し、大気汚染の低減の重要性に気づくだろう」と述べた。
カーフリーデーは1995年から毎年開催されている。EU諸国では、9月22日からの1週間がモビリティウィークとされている。この動きは南米にも広がっており、コロンビアの首都ボゴタでも、住民投票により世界最大規模のカーフリーデーが開催された。