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(GettyImages)

グーグルの親会社であるアルファベットとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が共同で設立した、手術用ロボット開発企業「Verb Surgical)」のCEOが、昨年末で会社を去っていたことが明るみに出た。2015年設立の同社で、CEOを務めたScott Huennekensは1月18日、フォーブスの取材に辞任を認めた。

Huennekensはフォーブスの電話インタビューで、昨年12月31日をもって社を離れたと述べた。辞任に至る詳細は機密保持条項に触れるため明かせないが、意見の相違などが理由ではないという。同社の広報担当者も、Huennekensの辞任が事実であると述べたが、それ以上の詳細は明かしていない。

Verb Surgicalは2015年に、アルファベットのライフサイエンス部門のVerilyと、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療機器子会社Ethiconが共同で設立した企業で、ロボット手術向けプラットフォームの開発にあたっている。

同社の技術の詳細は明かされていないが、Verb Surgicalのテクノロジーは、外科手術システム「da Vinci」で知られるインテュイティヴ・サージカル(Intuitive Surgical)に匹敵するものになるとみられている。

カリフォルニア州マウンテンビュー本拠のVerb Surgicalは2017年1月に、グーグルの共同創業者のセルゲイ・ブリンや、J&JのCEOのアレックス・ゴースキーらが見守るなか、初のデジタル外科手術のデモを成功させた。Huennekensは以前のインタビューで、今後の外科手術分野が、ロボット技術やマシンラーニングを活用した「surgery 4.0」の時代に向かうと述べていた。公式サイトに記載された情報で、Verb Surgicalは現在300名以上を雇用している。

リンクトインのプロフィールを確認すると、Huennekensは現在、彼の親族が運営するFront Foot VenturesのCEOを務めている。彼はまた、脊椎用の医療機器メーカーのNuVasiveの役員会メンバーでもある。

Verb Surgicalに加わる以前にHuennekensは、医療関連の画像解析企業Volcano CorporationのCEOを務めていたが、同社は2015年にフィリップスに買収されていた。

今後の計画についてHuennekensに尋ねたところ、「今はちょうど、サーフィンに出かけようとしているところだ」と彼は述べた。ツイッターのプロフィールに彼は、(サンディエゴ市北部のリゾート地として知られる)ラホヤ在住と記載している。しばらく休暇をとった後、次のキャリアのプランを練るつもりだと彼は話した。

編集=上田裕資

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