As a former CMO, I’ve worked both in the U.S. and overseas for a variety of companies...

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2019年には、どのようなマーケティング職が人気となるだろう? この問いに答えるべく、人材派遣会社ランスタッド北米支社のクリスティン・ケリー最高マーケティング責任者(CMO)を取材した。

ケリーは、現在“ホット”なマーケティグ職や、ポストデジタルの新時代である今、CMOはどのような候補者を探すべきかについて、見識を共有してくれた。ここでは、ケリーが2019年、マーケティング分野で人気になると考える3つの仕事を紹介する(以下、ケリー談)。


現在マーケティングでホットな仕事は、たった数年前と比べても大きく違う。中には、非常に新しく、多くのマーケターが聞いたこともないであろう職種もある。新たな職種の多くに共通しているのは、データの集め管理し、優れたマーケティング計画に変換するための数量的能力が重要な点だ。

マーケティングで現在ホットな仕事の1つ目は、マーケティング専門のデータサイエンティストだ。多くの情報があふれる現在、データサイエンスの知識を応用してマーケティング関連の問題を解決できる人材の需要は高い。こうした人材は、統計の経験が豊富で、複数の統計ソフトウエアを使ったプログラミング能力、データからビジネスレベルの提案を導き出す能力を持ち合わせていることが多い。

2つ目は、レベニューマーケター/ファイナンシャルマーケター。体系的なアプローチを通してマーケティングの投資利益率(ROI)を最適化し、売り上げの原動力を特定・活用するポジションだ。マーケティングチームでは新プロジェクトを開始する際、どのような成果が見込めるかを事前に把握することに対する需要が増えていることから、これは有益なポジションとなる。

この職種は、マーケティングでのあらゆる投資についてどれほどの回収が見込めるかをモデル化することができる。どんなプロジェクトであっても、明確なROIを念頭に置かないまま始めてはいけない。レベニューマーケティング担当者はマーケティングチームと協力し、プロジェクトや投資の範囲を作り上げ、そこからどのような成果が見込めるかを特定する。

3つ目の新たなマーケティング職は需要創出スペシャリストだ。これは、あらゆるキャンペーン活動の流れを追うポジションで、マーケティングデータベースを理解し、それを機会点に合わせてどのようにセグメント分けしてカスタマージャーニー(顧客が購入に至るまでのプロセス)と一致させるかを理解するのが仕事だ。

この職種は、カスタマージャーニーを通して購買者層を育て、見込み客に特定のブランドや企業に対するポジティブな感情を持たせるための戦略を立てる上で貴重な存在となるほか、リターゲティングやソーシャルなど複数のメディアにまたがるさまざまな交点の管理も行う。高度に個人化されたマルチチャネルのマーケティングを管理するには欠かせない仕事だ。

編集=遠藤宗生

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