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YARUNIV Studio / shutterstock.com

肉を含まない代替肉商品を対象とした新調査では、一部が海水以上のナトリウム濃度を持つという結果が出た。調査を行ったのは、ロンドン大学クイーン・メアリー校を拠点とし、24人の科学専門家をメンバーとする団体アクション・オン・ソルト(Action on Salt)だ。

同調査が対象としたのは、ビーガンとベジタリアンの両方を含む菜食主義者向けのバーガーやハム、ベーコン、ミンチ、ソーセージなど、英国のスーパーマーケットブランドが販売する157の代替肉商品だ。アクション・オン・ソルトは、調査対象となった代替肉商品の28%が、英国におけるナトリウムの摂取推奨量の上限値を超える食塩を含んでいることを発見した。

英国公衆衛生庁(PHE)が定めた減塩目標は、2017年末までに達成することとされていた。例えば、調理済みソーセージ100グラムのナトリウム量目標平均値は550ミリグラムだ。アクション・オン・ソルトは、こうした目標達成のため十分な行動が取られてこなかったとし「この調査結果からは、塩分量目標を任意とすることがいかに非効果的かということが再確認された。PHEの監視や指導が全くないことが原因」と説明した。

例として、米植物由来肉ブランドのトファーキー(Tofurky)が販売する「デリスライス/ヒッコリー薫製味」のナトリウム量は、商品100グラムにつき3.5グラムだった。また、英スーパーマーケットブランドのテスコが販売する「肉なしベーコン風薄切り8枚入り」のナトリウム量は商品100グラムにつき3.2グラムだった。アクション・オン・ソルトによると、海水の塩分量は水100グラムに対し1グラムとなっている。

アクション・オン・ソルトは、代替肉商品の健康効果についてはハロー効果があるため、消費者が混乱し、全ての代替肉商品が健康的だと信じてしまう可能性があると指摘している。消費者はナトリウム量に気を配ったり、毎日の摂取量を確認したりしないかもしれない。しかし加工食品を食べていれば、たとえビーガンやベジタリアンの食品であっても、食塩の過剰摂取に陥ることがある。

翻訳・編集=出田静

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