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クラフトビールの人気が高まる米国(Photo by Cyrus McCrimmon/The Denver Post via Getty Images)

アメリカがビールに熱狂している。米財務省の調べによると、米国内には9000以上の醸造所があり、半分以上の州には100以上の醸造所がある。また3月31日に発表された統計によれば、ここ数年でクラフトビールの人気が高まり、その現象が各地に広がっているという。

「2013年以降、34の州で醸造所の数が倍増し、9つの州では3倍になっています」と、Brewers Associationのチーフ・エコノミストを務めるバート・ワトソンは言う。

財務省アルコール・タバコ税貿易局のデータによれば、国内の醸造所の数は1985年の52から2008年には2045に、今年は9175に伸びている。

州別では、1134の醸造所を誇るカリフォルニアがトップ。2位のワシントンは509の醸造所をもつ。3位はニューヨーク(489)、4位にミシガン(465)、5位にコロラド(461)が続く。最も醸造所の少ない州はミシシッピ(17)。ワシントンD.C.には14の醸造所がある。

醸造所が急増している主な理由は消費者の需要があるからだと、ワトソンは語る。

「ビール愛好者はフレーバービールをよく飲むようになってきており、バラエティを求め、地元のインディペンデントな醸造所をサポートしようとしています」と彼は言う。「醸造所が急増している州にはたいてい2つの共通点があります。ひとつは5年前には出遅れていたこと。もうひとつは、法律の変更により市場への参入が容易になったことです」

ミネソタがいい例だ。「ミネソタでは『Surly Bill』と呼ばれる法案により、製造者たちはパイント容器でビールを販売できるようになりました。その結果、2013年に52カ所だった醸造所は、昨年には158に増えた」とワトソンは言う。

コロラド州は「多くの要因によって醸造所が増えた例」だ。「コロラドには、市場参入がしやすく、さまざまなビジネスモデルを可能にする制度があります。そしてビール愛好者の人口が多く、彼らが地元の醸造所をサポートしているのです」

以下、醸造所の多い州のランキング上位20位を紹介する。

1. カリフォルニア:1134
2. ワシントン:509
3. ニューヨーク:489
4. ミシガン:465
5. コロラド:461
6. ペンシルバニア:426
7. オレゴン:361
8. フロリダ:352
9. テキサス:342
10. オハイオ:339

11. イリノイ:306
12. バージニア:299
13. ウィスコンシン:268
14. ノースカロライナ:240
15. ミネソタ:223
16. インディアナ:214
17. マサチューセッツ:201
18. ミズーリ:154
19. メイン:143
20. アリゾナ:132

翻訳・編集=宮本裕人

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