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Gil C / Shutterstock.com

デジタルの世界では、企業との最初の接点は企業ウェブサイトを通じたものであることが多い。企業のウェブサイトには、好きな製品のメーカーについて知ろうと思う消費者、興味深い企業を探す潜在的パートナー、企業調査中の投資家などが集まる。

企業コミュニケーションのコンサルティングを提供する企業ボーウェン・クラッグス(Bowen Craggs & Co.)は2016年に続き、世界の大企業のウェブサイトを評価、順位付けした結果をまとめた報告書を公表した。

ランキングの対象となったのは、時価総額で世界トップ200位内に入る大企業。同社は各社のウェブサイトをさまざまな分野別に評価し、280点満点の総合点を算出した。評価されたのは、サイトの構造、メッセージ、問い合わせ先情報の他、投資家やメディア、求職者、顧客、その他一般ユーザーへの役立ち度など。

1位はロンドンに拠点を置く製薬会社グラクソ・スミスクライン(GSK)。前回のランキングでは206点で5位だったが、今年は216点で首位に立った。

今年、GSKのサイトが高評価を受けた理由としては、各地域向けサイトや問い合わせ先が直感的に理解できるリンク、企業の社会的責任(CSR)についてのサイト上での広報活動、簡単な操作方法といった点が挙げられている。

ボーウェン・クラッグスは「採用情報ページは、オンライン上でのイノベーションをリードするべき場所であり、gsk.comでは現場社員の動画ブログや、双方向性とソーシャルメディアの積極的な利用により、この点が実践できている」

2位には、ドイツの製薬・化学大手バイエル、英国の石油ガス大手BP、スイスの食品・飲料大手ネスレの3社がいずれも213点で同着となった。

ネスレについては、最先端を行くウェブサイトではないにせよ、企業やその活動のさまざまな側面に関する膨大な情報量が高く評価された。他にも、クリーンで誠実さのあるデザインや、力強いヘッドライン、厳選されたハイパーリンクも高評価を受けており、全体的に、同社の国際的な活躍を伝えられるウェブサイトとなっている。

BPのウェブサイトで特筆すべきは、その使いやすさと、低炭素エネルギー源への移行を目指す企業としての自己宣伝だ。ランク入りした他企業のサイトと同様、さまざまな活動についての情報を提供しており、そのやり方も優れている。他に高評価を得たのは、各地域向けサイト間の一貫性や、投資家向け情報サービスなど。

各国で事業を展開するバイエルには、数多くのウェブサイトがあるが、ボーウェン・クラッグスによれば、同社は同じテンプレートを利用してテーマにうまく一貫性を持たせている。また、オンラインプラットフォームを使い、革新的な企業としてのイメージを効果的に表現できている。ダイナミックなトップページや、採用情報アプリ、豊富な投資家向け情報量も印象的だ。

以下は、今年の「世界最高の企業サイト」ランキング上位10社。

1位 グラクソ・スミスクライン(GSK)
2位タイ バイエル
2位タイ BP
2位タイ ネスレ
5位 Eni
6位 ユニリーバ
7位 シーメンス
8位タイ エフ・ホフマン・ラ・ロシュ
8位タイ シェル
10位 BASF

編集=遠藤宗生

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