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I write about bringing life to work and bringing work to life.

ESB Professional / shutterstock.com

以下は読者のマーカスから寄せられた便りと、私からの回答だ。



私は3月に新たな街に転居して以来、「週40時間オフィス勤務」のような従来型の仕事しか見つけられません。昔住んでいた街では、今よりずっと簡単に在宅勤務のポジションが見つかりました。

なぜ管理職は、従業員が各自の好きな場所で働くのを嫌がるのでしょう? 私は自宅の方が生産的に働けるタイプですが、こうした人は他にもいるはずです。

現在の職場に入社したのは8月初旬で、上司には2度、週に1~2日ほど自宅で働いても良いか聞いてみました。彼は「もう少し様子を見ましょう」と言ったきりで、いつになるかは全く話題にならないので、現在は働きながら転職活動をしています。

私が他にすべきことはありますか?



マーカスへ

自宅、あるいは好きな場所で勤務できる確率が高いのは自営業だ。企業が必要とする専門分野のコンサルティングを提供する場合、会社はあなたの勤務場所にはこだわらない。企業の抱える問題を解決してくれるのはあなたであって、その勤務場所に文句をつけることなどできないからだ。

在宅勤務が可能なフルタイムの正社員職を見つけることは難しく、ここ数年の間に厳しさは増している。かつては全員、あるいはほぼ全員に在宅勤務を許可していた企業も今は慎重になり、従業員をオフィス勤務へと戻している。理由は至ってシンプルで、管理職が恐怖心を持っていることだ。

管理職は、従業員に在宅勤務を許すと仕事をサボるのではないか、そうなれば自分が責任を取らされるのではないかと考えている。また、部下が在宅勤務になれば、チームの管理者である自分の仕事の重要性が下がることを恐れている。(実際には部下が遠隔勤務しているときの方がリーダーシップが重要になるのだが)

マネジメントは、昔の工場のような従業員監督法に慣れている。そのため、在宅勤務の社員が休憩中に植物に水をやり、仕事を再開し、その後犬の散歩をする──という状況を理解できない。恐怖にあふれたマネジャーにとっては、従業員がコンピューターに向かって「本当の仕事」をする代わりに、自宅で時間を浪費しているように感じてしまう。

こうした恐怖心が強いと、会社が従業員に在宅勤務やフレックスタイム制を許可する可能性は低い。そうした企業は、知的なオフィスというより旧式の工場のような雰囲気になる。

翻訳・編集=出田静

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