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Michael Fitzsimmons / shutterstock.com

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、世界の武器や軍事関連サービスの売上は2016年に3748億ドルにのぼった。これは2015年を1.9%上回る額で、この分野では5年にわたり減少が続いた後、初めて増加に転じていた。

このうち米国の軍事関連企業が得た売上は2172億ドル(約24兆円)となっており、海外からの武器購入や数社のM&Aもその中に含まれている。

ここでは世界最大の売上を誇る「軍事企業ランキング」を見てみよう。2016年にトップの売上を得たのはロッキード・マーティンで、410億ドル(約4.6兆円)近くの軍事装備を販売した。売上を牽引したのはF-35戦闘機で、ヘリコプターのシコルスキー社を傘下に収めたことも売上増に貢献した。

ボーイングの軍事部門の売上も2016年に295億ドルに達している。ボーイングは英国にP-8Aポセイドン海上警備航空機や、AH-64Eアパッチヘリコプターを販売した。ミサイル分野では米国のレイセオンが世界最大の誘導ミサイルメーカーであり、売上は229億ドルで3位となった。

4位にはイギリスのBAEシステムが入り、2016年の売上は228億ドルだった。同社は英国海軍の新型軍用機や潜水艦、戦闘機のユーロファイタータイフーン等の製造を手がけている。

BAEシステムは2017年も売上を伸ばしており、カタール政府に24機の戦闘機を納品すると発表した。米国や英国以外の企業としては、フランスのエアバス(売上125億ドル)が7位、イタリアのレオナルド(売上85億ドル)が10位に入った。

編集=上田裕資

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