キャリア・教育

2017.10.06 08:30

仕事をしながら転職活動? やってはいけない6つの過ち


1.

もしリンクトイン上で同僚とのつながりが強い場合、リンクトインのプロフィールを一気に更新しないこと。一夜にして内容が一新されたように見えないよう、何度かに分けて更新したい。

リンクトインのヘッドラインには、転職活動中だと分かってしまうような文言は絶対に書かないこと。リンクトインの設定で、プロフィールを更新しても同僚などにメッセージが届かないようにもしておこう。

2.

自社がブースを出展していたり、自分の上司などを知る人に見つかる可能性があったりする就職フェアには行かないこと。秘密裏に転職活動をする場合、就職フェアは良い方法とはいえない。成功率が低い上に、自分が転職活動中だと触れ回ってしまう可能性がとても高いからだ。

3.

友人や知人に、自分が転職活動中だと告げるメールを一斉に送らないこと。誰かがそのメールをむやみに知り合いに転送してしまう可能性があり、この狭い世の中では問題が起こりかねない。

友人には、転職活動中であることを個別に連絡するか、電話で話すこと。また、秘密裏に活動中という点を強調しておくこと。

4.

企業名を伏せた求人情報に反応しないこと。募集元は自分の会社かもしれない。

5.

ネットワーキングイベントに出席しても、人に転職活動中だと伝えないこと。代わりに、コンサルタントとして人とつながりを持つとよい。自分はフルタイムで勤務しており、パートタイムでのコンサル業務が可能だと伝えるのだ。コンサルタントとしての名刺を準備し、配るようにしよう。

パートタイムでのコンサル業務は、新しい仕事を得る良い方法だ。採用責任者は好きな時にコンサルタントと会うことができる(上司の承認が必要なのは実際にコンサルタントを雇う時だけ。時にはその場合でも承認が不要なこともある)。一方で、ほとんどの採用責任者は求人がない限り求職者に会おうとはしない。

6.

転職活動中に出会うリクルーターや面接官、人事担当者には、転職活動をしていることは内緒だと忘れずに伝えること。何度か繰り返し伝えておくようにしよう。


目標は、あなたが伝えるまで上司に転職活動をしていたと分からせないことだ。転職活動をどう秘密裏に行うかは、誰もが心得ておくべきだ。時期尚早に情報が漏れないように気をつけよう。

編集=遠藤宗生

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