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滴滴出行(Didi Chuxing)の女性総裁Liu Qing(柳青)(Photo by Michael Kovac/Getty Images)

中国のライドシェア企業「滴滴出行(Didi Chuxing)」は、新規に55億ドル(約6150億円)を超える資金を調達した。4月27日、CNN等のメデイアが伝えた。

出資元は既存の出資元のソフトバンクや、中国の招商銀行(China Merchants Bank)、さらに新規でSilver Lake Kraftwerkやジョージ・ソロスも参加した。今回のラウンドで滴滴出行の企業価値は500億ドル(約5.6兆円)と評価された。

CB Insightsによると、滴滴出行はこれでウーバー(企業価値680億ドル)に次いで世界で2番目に価値の高いスタートアップ企業になり、アジアでは最大の評価額になった。

滴滴出行にはこれまでアップルやアリババ、テンセントら100以上の企業が資金を注いでいる。

2015年に「滴滴打車(テンセントグループ)」と「快的打車(アリババグループ)」が合併して生まれた滴滴出行は昨年8月、ウーバーの中国事業を買収し、事実上ウーバーを中国から撤退に追い込んでいた。

滴滴出行を率いるのは1978年生まれの女性総裁のLiu Qing(柳青)。ゴールドマン・サックスに12年勤務した彼女は2014年に同社に参画した。今年3月に滴滴出行はサンフランシスコのマウンテンビューに人工知能(AI)のリサーチセンターDidi Labsを開設。「AIをベースとした自動運転テクノロジーの開発に注力する」と述べていた。

米国進出もあり得るのか?

CNNは関係筋の証言として「滴滴出行は今回の資金をグローバル展開の拡大に用い、自動運転等の先端テクノロジーの開発も加速させる意向だと」と伝えた。

この報道を受け関係者の間からは「これは滴滴出行が米国に乗り込み、ウーバーと直接対決する前兆ではないか」との見方もあがっている。しかし、中国の事情に詳しい投資家らはこの憶測に否定的だ。

中国の深センでハードウェアアクセラレータ事業を行うShenzhen Valley Ventures(本拠:米パロアルト)のChadwick Xuはフォーブスジャパンの取材に「今回の資金は滴滴出行の中国での自動運転車開発に用いられる。ウーバーが米国で進めているのと同じことを彼らはやろうとしている。中国の地元メディアもそう伝えている」と述べた。

編集=上田裕資

 

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