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photo by Chesnot / gettyimages

アルファベット傘下で自動運転を手がけるスタートアップ企業Waymoが、ウーバーを訴えている問題で、ウーバー幹部の刑事責任が問われる可能性はあるのだろうか──。疑惑の中心人物であるアンソニー・レバンドウスキー(Anthony Levandowski)の担当弁護士らは、その可能性があると見ているようだ。

ニューヨーク・タイムズが入手した裁判資料によると、レバンドウスキーは黙秘権を行使して罪に問われることを避け、関連ドキュメントの提出を拒否する意向だという。レバンドウスキーはかつてグーグルに勤務時代にWaymoの機密資料をダウンロードし、それを持ち出したとされている。

レバンドウスキーの弁護士らは、そこに「犯罪行為が存在する可能性がある」と認めたと伝えられている。

グーグルの持株会社アルファベット傘下のWaymoは今年2月、ウーバーが同社のテクノロジーを盗み、特許権を侵害したと裁判所に訴えた。レバンドウスキーはグーグルを退社する数週間前に、自動運転プロジェクトの機密情報を盗み出し、自身の企業を設立。その後、ウーバーにその機密を持ち込んだと非難されている。

今回の訴訟でWaymoは、2015年12月にレバンドウスキーが、1万4000件以上の社内ファイルをダウンロードし、外部のデータドライブに転送したと主張している。Waymoはそこに同社が開発したLiDARレーザー技術に関する情報が含まれており、現在はウーバーがその技術を採用しているという。Waymoはさらに「この計算された窃盗行為はウーバー傘下の自動運転トラック企業Ottoは5億ドル以上の価値をもたらし、ウーバーはWaymoの知的財産を活用して事業を行っている」と主張している。

現在、ウーバーでバイス・プレジデントを務めるレバンドウスキーは2016年初めにグーグルを退社するまで、長年にわたりグーグルの自動運転部門のトップエンジニアだった。

昨年10月にフォーブスはレバンドウスキーにインタビューを行ったが、その際に彼は「自分が現在行っているプロジェクトは、グーグルに在籍時に得た知識とは全く無関係だ」と述べていた。

彼は当時の取材で「我々はグーグルの知的財産を盗んでなどいない」と述べ、さらに「これだけはハッキリさせておきたいが、我々は全てをゼロから作り出したんだ。 データの収集から何から全て、一からやり遂げたんだ」と述べていた。

編集=上田裕資

 

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