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I’m a freelance journalist, producer and broadcaster originally from the UK but now living and working in Los Angeles.

photo by Frank Micelotta Archive / gettyimages

往年の名作映画「地獄の黙示録」がビデオゲームになる。アメリカで1979年に公開されたフランシス・フォード・コッポラ監督のこの作品は、3,150万ドル(約36億円)の製作費でアメリカ国内での興行収入は8,347万ドル(約95億円)に上った。

「地獄の黙示録」のゲームは、コッポラとジョージ・ルーカスが設立した製作スタジオのアメリカン・ゾエトロープがゲーム業界のベテラン勢と手を組んで作る。

コッポラは「40年前に私はこの作品を撮りました。そして今日、そのインタラクティブなバージョンを作るという大胆なアイデアに挑戦したいという人々に出会いました。ゲームの中であなたはベトナム戦争の厳しい現実の中を行くウィラード大尉になるのです。私はビデオゲームがストーリーを語る方法として確立されていく様を目の当たりにし、新たなプラットフォームで新たな世代に向けた『地獄の黙示録』の可能性を探ることを楽しみにしています」と語る。

名作を汚す行為だと考える人もいるかもしれないが、このゲーム化プロジェクトの創造性の自由度を保ち、映画のクリエイティブなビジョンとアートに引けを取らないために、アメリカン・ゾエトロープは「地獄の黙示録」のファンとゲーマーを巻き込んでゲームを作るべくKickstarterでキャンペーンを始めた。

1月末に始まり2月24日で終了するこのキャンペーンは、目標額の90万ドル(約1億円)に達しない限りプロジェクトに資金が渡らないものだ。コッポラからのスペシャル・メッセージを受け取ることもできるプランも用意されている。

開始数日で集まった金額は14万ドル(約1,600万円)を超えている。3年でゲーム化する計画で、Kickstarterでのクラウドファンディングはその最初のステップだ。映画のトーンやテーマ、キャラクターなどを忠実に再現することを目標にする。映画のようなストーリー性とロールプレイングの要素を兼ね備えたものになるようだ。

プレーヤーが扮するのはマーティン・シーン演じるウィラード大尉。米軍を裏切った故マーロン・ブランド演じるカーツ大佐の極秘暗殺任務の遂行にあたる。ゲームでは映画のストーリーとは関係なく、プレーヤーが自ら行動を決断できる。ベトナム戦争の惨状を目の当たりにしながらゲームを進めるにつれ、それぞれの状況でプレーヤーが下した決断の影響が出てくるようになっている。すべての決断がストーリーに影響し、プレーヤーによって違ったストーリーになる仕組みだ。

ゲーム版「地獄の黙示録」は映画の40周年となる2019年から一部でアクセスできるようになり、2020年に一般に公開されると見られている。

編集=上田裕資

 

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