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Jonathan Weiss / Shutterstock.com

先週末に報じられた、AT&Tによるタイムワーナーの860億ドル(約8兆9,000億円)買収の狙いが一つ明らかになった。AT&T傘下のディレクTVは11月、新サービスとしてTVストリーミングサービスを始動する。

10月25日、AT&Tのランダル・スティーブンソンCEOは「ディレクTVナウ(DirecTV Now)」の立ち上げを宣言。11月から月額35ドルで100チャンネル以上をストリーミング視聴可能にする。タイムワーナー(TNTやTBS)やNBCユニバーサル、Foxといったメディア企業が番組提供を行なう。

スティーブンソンはタイムワーナーのジェフ・ビューケスCEOとともに壇上にあがり、「過去3年間に渡り、この件の交渉にあたってきました」と述べた。

長年に渡りケーブルやサテライト事業者が主要な地位を占めた有料テレビの分野では、インターネットTVのサブスクリプションサービスが市場を激変させる可能性がある。安価なネットTVの台頭は高額なケーブルTVにうんざりした数千万人の視聴者を魅了する。視聴者のケーブルTV離れをさらに加速させる可能性もある。

競合の動きを見てみると、ソニーの「PlayStation Vue」は月額55ドルで100チャンネル、ディッシュ・ネットワークの「Sling TV」は月額25ドルで40チャンネルを提供中。アップルやその他の企業の参入も噂されている。

スティーブンソンは月額35ドルを支払う視聴者を次のように想定している。「家の屋根に衛星アンテナは乗っていない、自宅に来てくれる業者も居ない、高価なセットトップボックスなど持っていない。でもインターネットにはアクセスできる、そんな人々です」

タイムワーナーの買収はAT&Tに、自社コンテンツでの収益機会を増大させるだけでなく、ワーナー傘下のストリーミングサービス「HBO Now」の配信による収益をもたらすことも見込まれる。スティーブンソンによると、ディレクTVナウの利用者らは回線の代金負担無しで、番組の視聴が可能になるという。

編集=上田裕資

 

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