また、車を運転する米国人を対象にAAAが実施した自動車の知識や購買習慣に関する調査の結果では、以下が明らかになった。
・ 自動緊急ブレーキシステムを搭載した車を現在、所有している人は9%。
・ 次に購入する車には同システムの搭載を希望する人は約40%(男性の42%、女性の35%)。
・ 自動緊急ブレーキは「機能する」と考えている人は約40% 。同システムを導入した車を所有している人の71%は、装置は機能すると回答したが、このシステムを搭載した車を運転したことがない人のうち、そう考える人は41%にとどまっている。
米国では現在のところ、販売されている新車の10%が自動ブレーキシステムを標準装備として搭載。50%がオプションの一つとして提供している。
AAAは消費者に対し、新たに購入する自動車には自動緊急ブレーキシステムの搭載を検討するよう勧めている。ただし、技術が普及する中でも、自分が乗る車の性能とその限界については事前に十分に理解しておくことが重要だと指摘している。