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testing / Shutterstock.com

中国のグーグルに例えられるバイドゥ(百度)は、自動運転カー分野に参入して、さらにグーグルの後を追おうとしている。

同社は昨年末、BMW 3シリーズを改造した自動運転カーのテスト走行を北京で実施した。屋根にはコーヒーのグラインダーのような回転レーダーを、ボンネットにはバイドゥの“頭脳”を搭載した自動車は18.6マイル(30キロ)をトラブルなしで走り切り、人間ドライバーなみの能力を披露した。ブルームバーグの報道によると、その後もテスト走行を続けている。

バイドゥが自動運転カーへ参入するのは、同社が中国のグーグルだからというだけではない。グーグルの世界地図ではカバーされていない中国の地図を、バイドゥが持っているからだ。自動運転カーには正確な地図が欠かせないが、中国ではそれを政府が支配しており、GPSのナビゲーションデバイスも政府の許可がいる。

かつて、中国で外国のスマートフォンからグーグルマップにアクセスすると、中国政府の操作によって、実際の位置とはややずれた地図が表示されていた。現在、中国はグーグルのほとんどのサービスをブロックしており、グーグルマップにはアクセスすらできない。

自動運転カーのメインプレイヤーとして認知されているテスラも、この点には苦労している。グーグル仕様のムービングマップが中国で使えず、ほかの自動車メーカーと同様に、中国の国有会社中国航天科技集団公司(China Aerospace Science and Technology Corporation、CASC)の子会社であるNaviinfoに頼らざるを得ない。そしてこの国有会社はバイドゥの地図のサプライヤーでもある。中国では政府が自動運転のコア技術を握っているのだ。

編集=上田裕資

 

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