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Red Bull BASEMENT

未来を切り開くアイデアは自分たちの手で作り出す未来を切り開くアイデアは自分たちの手で作り出す

Red Bull Basementは、世界の大学生を対象として、社会を変えるアイデアの実現と次世代イノベーター育成を目指すプログラムだ。各国で選考された代表は、レッドブルのサポートの元でアイデアを具現化し、グローバルワークショップでファイナルピッチに挑む。Forbes JAPANは日本代表選考への参加をはじめ、この取り組みをサポートしていく。

2021 Red Bull Basement

現状を打破し、未来にポジティブな変化を起こしてくれる学生のイノベイターたちに、自分たちのアイデアを届け、より良い世界を作り出すチャンスを提供する場がRed Bull Basementだ。2021年は世界43ヶ国から4000を超えるアイデアが集まった本プログラムについて、日本代表の選出からイスタンブールで開催されるGlobal Final挑戦までに軌跡をお伝えしていく。

開催概要

開催概要

応募期間中(2021年10月24日締め切り)に、自分たちのアイディアを説明する最長60秒の動画を提出する。提出された動画はオンライン一般投票の対象となり、投票結果も踏まえてジャッジパネルが審査を実施。Global Finalへ進出する「日本代表」が決定する。日本代表に選ばれたファイナリストチームは、メンターシップを通じて自分たちのアイディアをさらに磨き上げ、2022年3月25日からトルコのイスタンブールで開催されるGlobal Finalへ挑む。

2021 MENTOR

選出された日本代表チームは、メンターと併走しながら、アイデアを具現化するための開発を行う。2021年は、元Facebook Japan執行役員の馬渕邦美とマクアケ専門性執行役員/R&Dプロデューサーの北原成憲がメンターを務める。

  • 馬渕邦美

    KUNIYOSHI MABUCHI

    2009年:世界No2広告代理店グループのオムニコムのデジタル・エージェンシーTribal DDB Tokyo ジェネラル・マネージャーに就任。日本における事業の立ち上げを成功させる。2012年:WPPグループである世界No1広告代理店オグルヴィ・ワン・ジャパン株式会社、ネオ・アット・オグルヴィ株式会社の代表取締役に就任。オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャ パン・グループのデジタルビジネスを牽引。グループの再生を成功させた。2016年:オムニコム・グループのNo1PRエージェンシーであるフライシュマン・ヒラード SVP&Partner。2017年:PwCコンサルティング合同会社のエグゼクティブ・アドバイザー就任。2018年:Facebook Japan Director / 役員に就任。インスタグラムの日本における3500万MAU、世界第2位の達成、APACにおけるNo1のJapan Revenue Growthを成功させた。2020年より現職 / 東京大学工学部産学連携協議会メンバー / iU大学客員教授。書籍:データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」 日経BP社 / ブロックチェーンの衝撃 日経BP社

  • 北原成憲

    MASANORI KITAHARA

    株式会社マクアケ R&Dプロデューサー / クリエイティブディレクター。サイバーエージェントを経て、2015年にマクアケに入社。企業の研究開発技術を起点にした様々な新商品プロデュースや、新規事業創出のための新たな仕組みづくりに携わる。

  • hummingbird ハミングバード

    hummingbird
    ハミングバード

  • NOROSHI

    NOROSHI

  • Class Gap Filler

    Class Gap Filler

About
Red Bull Basement
About Red Bull Basement

Red Bull Basementは、未来を担う若きイノベーターたちが、斬新なアイデアを備えたソリューションやテクノロジーを生み出すことを後押しするために立ち上げられた。その最終目標は、大学や地域社会を含む世界全体に、ポジティブなインパクトをもたらすこと。そして、イベントを通じて世界中の大学生を繋げ、彼らをインスパイアして、そのアイデアで社会の変革へ挑戦することをサポートする。

各国のセレクションで選ばれた代表は、メンターと共に、自身のアイデアを実現するための開発を行う。また、レッドブルが提供するワークスペース、インターナショナルメンターとの1on1セッション、世界のイノベイターが参加するグローバルネットワークなど活用できる。開発期間を経て行われるグローバルワークショップでは、ファイナルピッチを実施。各国チームがプレゼンし、その年のベストアイデアが選出される。

2020年は世界38ヶ国で3865、日本だけで224のアイデアが寄せられた。日本ではForbes JAPANもセレクションに参加、hummingbirdが代表に選出された。

Red Bull Basement 選考プロセス
Red Bull Basement 選考プロセス

選考プロセス

アイデアは60秒の動画にまとめて応募。公開投票ステージでは、応募されたアイデアに対して一般投票が行われ、投票数上位のアイデアがセレクションステージに進む。セレクションでは、実現可能性・インパクト・クリエイティビティを採点基準に1つのアイデアが選抜される。

選ばれた代表は、レッドブルおよびメンターのサポートの元、1ヶ月にわたってアイデアを実現するための開発を行った後、グローバルワークショップに参加。ベストアイデアを目指し、ファイナルピッチで最終プレゼンに挑む。

2021 Article
Article

  • 日本代表チーム「NCCR」が挑む、世界を変えるイノベーションとは?

    YouTubeに限定で公開されたプレゼンテーションは、53秒の短いものだった。しかし、窓の外の騒音に顔をしかめる学生が出演する、この簡潔にまとめられた動画が、彼ら「NCCR」を日本代表として世界の舞台に送り出すものとなった━━。

  • 学生がイノベーションで世界に羽ばたく! 
    Red Bull Basementが2021年も開催

    若き学生イノベーターたちを、世界に羽ばたかせるRed Bull Basementが今年も開催される。12月にイスタンブールで開催されるGlobal Finalを目指して、学生たちの熱いアイデアが数多く集まった。

  • リンクトイン村上臣が明かす、
    レッドブルと組み
    「学生イノベーター」を応援する意図

    Red Bull Basementは今回、日本限定でリンクトインとコラボして、学生向けのコミュニティを展開する。学生と企業のマッチングさせる狙いも含むというその意図を、リンクトイン日本代表の村上臣に聞いた。

  • 学生イノベーターの開発に密着
    「音力発電」で世界に挑むまで
    |前編

    生活音や騒音から電力を発生させ、サステナブルな社会に役立つ技術を開発したい──。日本代表に選ばれた「hummingbird」チームの、グローバルワークショップに向けた開発期間に密着する。

  • 世界は変えることができるのか?
    ある学生イノベーターの気づき
    |後編

    37カ国の学生たちが一堂に会するグローバルワークショップに出場した「hummingbird」チーム。世界の舞台で彼らは何を学んだのか。二人のメンターと共に挑戦を振り返った。

  • 騒音で発電しよう。
    世界に挑んだ日本人学生たち

    hummingbirdの須田隆太朗と袴谷優介は「世界を一緒に変えるために、語り合いましょう」と呼びかけ、世界大会決勝のプレゼンを締めくくった。Forbes JAPAN本誌に掲載された総括記事をウェブ公開する。