SPACとの合併で上場
ロケット・ラボは、2021年8月に特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて上場を果たしたが、この取引における同社の評価額は、2018年の資金調達時の14億ドル(約2167億円)を約200%上回る、41億ドル(約6344億円)に上昇していた。同社の投資家には、コースラベンチャーズやベッセマー・ベンチャー・パートナーズ、オーストラリアの政府系ファンドらが含まれている。ロケットラボの2023年の収益は約2億4500万ドル(約379億円)と、イーロン・マスクが率いるスペースXに比べるとごく小規模な企業ではあるが、ベックはこの会社がスペースXの競合になると考えている。
ベックは、14日のCNBCのインタビューで「世間の人々は、この会社がスペースXに続く業界2位の地位を得ようとしていることに気づき始めている。両社がますます似た存在になるにつれ、評価額の差が縮まるのは驚くことではない」と述べていた。
(forbes.com 原文)