キャリア

2024.11.13 10:00

新年までに身に着けたい、今日から始められる「4つの習慣」

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年の瀬が迫りくる中、新たな決意や目標に取り組み始めるのは新年まで待ちたくなるものだ。しかし、今すぐ行動できるのに、年明けまでそれを遅らせる必要はない。今から取り掛かることで、気持ちよく2024年を終えられるだけでなく、2025年を迎えるとともに力強いスタートを切れる。今、健全な仕事の習慣を身につけられれば、来年新たなチャレンジに直面したとしても、それを乗り越えられるだけのスキルを備えておくことができるのだ。

「言うは易く行うは難し」ではあるが、意図的に小さな一歩を踏み出すことで、生産性を高め、より良い人間関係を築き、キャリアにおけるマイルストーンをより多く達成するための前向きな変化を生み出せる。長期にわたって成長するために必要な、今日から始められる「仕事の習慣」を4つ紹介しよう。

スクリーン時間を減らす

平均的な米国人が1日にスクリーンを見て過ごす時間が、7時間3分であることを知っているだろうか。スマートフォンやパソコン、タブレットの使用は、特に仕事中は避けられないが、スクリーンタイムが長すぎると、睡眠障害、頭痛、首や背中の痛み、不安、気分の変化、依存症などを引き起こすおそれがある。心身の健康を守るために、ストレッチや瞑想のための休憩を定期的に取り、スクリーンタイムを減らしてみよう。パソコンから離れれば、おやつの時間も十分に楽しむことができる。

会議中は、必要なとき以外はスマートフォンを使わないようにしよう。同僚に敬意を払えるだけでなく、注意が散漫してしまうのを回避できる。また、紙に書くことで記憶を思い出しやすくなるという研究結果もある。そのため、メモを取る場合はノートパソコンではなくペンと紙を使い、創造力を刺激することを検討しよう。また、勤務時間外のメールチェックも控えると、仕事とプライベートの健全な境界線を引ける。

もはや現代では、テクノロジーが毎日のルーティンに組み込まれている。スクリーン時間を教えてくれるアプリを使い、自分がどれだけスクリーンを見つめて過ごしているかを知るのもいいだろう。アプリの使用に制限を設けることで、たとえば散歩をする、本を読む、日記を書く、あるいは単に他の人と話すなど、他の活動に集中できるようになる。こうした習慣は、ガジェットを使いたくなる衝動を抑えるだけでなく、ワークライフバランスの改善にもつながる。

人の話に積極的に耳を傾ける

同僚や上司、顧客の話を聞くのも大切なことだが、積極的に聞くには意識的な努力が必要だ。会議やワークショップでは、発言者に全神経を集中させよう。アイコンタクトをとったり、うなずいたり、微笑んだりすることで、発言者への興味を示し、彼らがアイデアを話し続けるよう促そう。上司や同僚の話をさえぎるのではなく、まずは聞くことに集中し、相手の話が終わってから質問をしてみよう。

誤解を避け、同僚の考えを尊重している姿勢を示すために、相手の言ったことを言い換えて復唱するのも効果的だ。

チームメイトが仕事のタスクに苦戦している場合は、「よく分かります」「一緒に解決しましょう」といった表現を使って共感を示そう。解決策を提示すると同時に、建設的な批判を歓迎すれば、信頼と協力の環境を培うことができる。
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翻訳=江津拓哉

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