キャリア・教育

2024.08.28 16:00

「ブルーカラー」の仕事が持つ魅力、AIに置き換えられることのない専門職

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ブルーカラーの仕事はとかく軽視されがちだ。しかし、現実はまったく逆である。履歴書作成支援サービス企業、Resume Coachの最新のレポートによると、ブルーカラーの仕事は単に必要なだけでなく、その需要と給与は大幅に増加している。

なぜブルーカラーの労働者が求められているのか、そしてなぜ今、ブルーカラーの仕事を検討すべきなのか、その理由を以下のとおりだ。

・米国では成長著しい職種の3分の1以上(35%)がブルーカラーであり、2032年までに170万人の新規雇用が見込まれている

・組合員の給与は、過去1年間で6.3%増加した

・ブルーカラーの仕事は、ホワイトカラーの仕事よりも雇用とキャリアの安定性が高く、結果として経済的な安定性も高い。AIによる2023年から2024年初頭にかけての約30万人のレイオフに見られるように、テクノロジーなどの高く評価されている業界のホワイトカラーとは対照的である

・Resume Coachはさらに、「多くのブルーカラーの仕事はインフラや日常生活に不可欠であり、AIによって完全に自動化されたり、置き換えられたりする可能性は低い。電気技師、配管工、建設作業員などの仕事は依然として強く必要とされており、テクノロジーで簡単に置き換えることはできない」と述べている。

ブルーカラーの仕事とは?

「ブルーカラー(青い襟)」という言葉は、1920年代半ばの新聞で生まれた言葉で、労働者がよく着ていた青い作業着に由来する。

ブルーカラーの仕事とは、一般的に肉体労働で行われる仕事を指す職業区分で、専門職とも呼ばれる。この種の仕事は、オフィスなどではなく、工場、倉庫、屋外、現場、建設現場などで行われ、非常に実践的で技術的な性質を持つ。

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翻訳=酒匂寛

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