2024.05.18 17:00

2024年版「世界で最もすばらしいビーチ」、沖縄の海もランクイン

トランク・ベイという地名は、この地域に生息するオサガメが「トランク」と呼ばれることに由来する。

「トランク・ベイをはじめ、米領ヴァージン諸島のあちこちにある多くのビーチは、この美しい島々を故郷と呼ぶ人々や、何度も訪れる人々にとって、特別な場所となっています」と、USVI(米領ヴァージン諸島)観光局のジョセフ・ボシュルテ局長は今回の1位獲得を知らせるニュースリリースで語っている。「私たちは長い間、このビーチが世界最高のビーチに数えられると思ってきました。今回の評価によって、この思いを世界中の人々と共有できるようになります」

カリブ海のハイシーズンは12月から4月までであり、トランク・ベイが最も混むのはこの時期だ。

2023年はオーストラリア西部にあるカンガルーのたまり場、ラッキー・ベイ(ラッキー湾)がこのランキングで1位に選ばれた。
西オーストラリア州エスペランスのラッキー・ベイ

西オーストラリア州エスペランスのラッキー湾

米国本土にあるビーチの中で今年の『The World's 50 Best Beaches』にランクインしたのは、44位に入ったフロリダ州のエメラルド・コーストにあるヘンダーソン・ビーチのみだ。

他に、オアフ島のラニカイ・ビーチが14位、マウイ島のヤシの木が並ぶカパルア・ベイ・ビーチは40位にランクインした。

日本のビーチでは、沖縄県渡嘉敷村の阿波連ビーチが13位に選ばれた。「那覇からフェリーで短時間で行けるにもかかわらず、比較的人里離れた場所であるため、賑やかな観光地から逃れつつ、沖縄の美しい自然を満喫したい人にぴったりの隠れ家的ビーチ」と紹介されている。
沖縄県渡嘉敷村の阿波連ビーチ (Shutterstock)

沖縄県渡嘉敷村の阿波連ビーチ (Shutterstock)

2024年版「世界で最もすばらしいビーチ」でベスト10に入ったビーチは以下のとおり。

1位:トランク・ベイ(米領ヴァージン諸島)
米領ヴァージン諸島のトランク・ベイ (Shutterstock)

米領ヴァージン諸島のトランク・ベイ (Shutterstock)


2位:カーラ・マリオール(イタリア、サルディーニャ島)
イタリア・サルディーニャ島のカーラ・マリオール(Shutterstock)

イタリア・サルディーニャ島のカーラ・マリオール(Shutterstock)


3位:ミーズ・ベイ(英領アンギラ島)
カリブ海西インド諸島にある英領アンギラ島のミーズ・ベイ(Shutterstock)

カリブ海西インド諸島にある英領アンギラ島のミーズ・ベイ(Shutterstock)


4位:エンタルラ・ビーチ(フィリピン、パラワン州)
フィリピンのパラワン州エルニドにあるエンタルラ・ビーチ(Shutterstock)

フィリピン最西端パラワン州エルニドにあるエンタルラ・ビーチ(Shutterstock)


5位:ブトゥミ・ビーチ(ギリシャ、アンティパクソス島)
ギリシャ西部イオニア海のアンティパクソス島にあるブトゥミ・ビーチ(Shutterstock)

ギリシャ西部イオニア海のアンティパクソス島にあるブトゥミ・ビーチ(Shutterstock)


6位:ターコイズ・ベイ(オーストラリア、西オーストラリア州)
西オーストラリア州ケープ・レンジ国立公園にあるターコイズ・ベイ

西オーストラリア州ケープ・レンジ国立公園にあるターコイズ・ベイ


7位:ピンク・ビーチ(インドネシア、東ヌサ・トゥンガラ州)
インドネシア東ヌサ・トゥンガラ州コモド島のピンク・ビーチ(Shutterstock)

インドネシア東ヌサ・トゥンガラ州コモド島のピンク・ビーチ(Shutterstock)


8位:アンス・ジョルジェット(セーシェル、プララン島)
セーシェルで2番目に大きなプララン島にあるアンス・ジョルジェット(Shutterstock)

セーシェルで2番目に大きなプララン島にあるアンス・ジョルジェット(Shutterstock)


9位:グリーン・ラグーン(仏領ポリネシア・ファカラバ島)
仏領ポリネシアに属するトゥアモトゥ諸島ファカラバ島の環礁(Shutterstock)

仏領ポリネシアに属するトゥアモトゥ諸島ファカラバ島の環礁(Shutterstock)


10位:ホースシュー島(ミャンマー)
ミャンマー南部のホースシュー島(Shutterstock)

ミャンマー南部のホースシュー島(Shutterstock)

forbes.com 原文

翻訳=日下部博一

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